• 最高指導者、「アメリカとの協議は損害になる」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「アメリカとの協議は利益になるどころか損害になる」と強調しました。

ハーメネイー師は、18日日曜、イスラム革命防衛隊司令官と会談し、「アメリカへの絶対的な不信感は、思想や経験から生じた理性的な結果だ」としました。

また、アメリカへの不信感の理由について、「アメリカのイラン国民に対する敵対は、イランイスラム革命後長年、また核協議やその他の問題においても見られた。アメリカとの協議は利益になるどころか、損害になる」としました。

さらに、「西アジア、とくにシリア、イラク、レバノン、イエメンの問題に関して、イランとの協議をアメリカが主張する目的は、アメリカの失敗の主な要因となる地域におけるイランの存在を妨害することにある」と強調しました。

ハーメネイー師は、イランのソフトパワーの重要な一部は、アメリカをはじめとする覇権主義大国への絶対的な不信感だとし、「この不信感は日を追うごとに増幅すべきだ」と強調しました。

ハーメネイー師はさらに、一部の地域諸国に対して、「賢明さを保たず、アメリカの覇権主義体制の策略を理解せず、彼らの微笑みに騙されるのであれば、地域諸国も50年、さらには100年遅れを取る可能性がある」と述べました。

また、イスラム革命防衛隊を「革命の強固な塹壕」、「国内外の治安を維持する明らかな要素」だとしました。

さらにイスラム革命防衛隊の本質維持を強調し、「敵の手段が変化すれば、革命防衛隊も科学技術や革新における発展に留まらず、前進をとめるべきではない」と述べました。

ハーメネイー師は、安全保障を非常に重要な問題、社会の精神的、物質的発展の下地を作るものだとし、「革命防衛隊の責務には、国内外の治安維持があり、もし外部の治安が存在せず、国外でも敵の前進を止められなければ、国内の治安も失われるだろう」と語りました。

さらに、「国際情勢におけるイラン国民の未来を作る模範的役割」について触れ、「もしイランの責任者と国民が抵抗経済を真の意味で実現することができれば、他の国々をも救うことになり、彼らにとってのモデルになるだろう」としました。

また、イラン国民に対する敵の苛立ちの原因は、イランが他国にインスピレーションを与えるという特徴を持つことにあるとし、「イラン国民の動きは、多くの圧力、制裁、脅迫にもかかわらず、日を重ねるごとに透明さや勇敢さを増しており、イスラム革命の清らかな若木は日々力強く成長している」としました。

2016年09月19日16時34分
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