イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「アメリカは不敗だという考え方は大きな過ちであり、アメリカの過ちの繰り返しが、現在、彼らを地域で当惑させている」と強調しました。

ハーメネイー師は、22日土曜夕方、ベネズエラのマドゥロ大統領と会談し、西アジア地域でのアメリカの政策と陰謀の失敗に触れ、原油価格の下落は、独立諸国に圧力をかけるための道具だとしました。

ハーメネイー師は、一部のイスラム諸国が、かつて自国の石油を輸出せず、シオニスト政権イスラエルに対抗した頃、西側は、石油が政治的に利用されているとして騒ぎ立てた。だが残念ながら、今日、これらの国がアメリカの政策に完全に同調し、石油を武器として利用していると語りました。

また、中南米地域の反覇権主義の動きへのベネズエラの影響は、この国の高い可能性を示すものだとし、ベネズエラが非同盟諸国の議長国を務める機会を利用する必要性を強調しました。

ハーメネイー師は、「西側は、非同盟諸国の動きの拡大を望んでいないが、独立諸国は彼らの望みの対極で活動すべきだ。そうすれば、間違いなく、未来はよりよいものとなるだろう」と語りました。

また、ベネズエラとの協力拡大というイランの真剣な決意を強調しました。

一方のマドゥロ大統領もこの会談で、アメリカの敵対に対するイラン国民の抵抗を賞賛し、「イラン国民は完全な安全と平穏の中で暮らしているが、イラン周辺の多くの国は、戦争や対立、弱体化の中にいる」と語りました。

さらに、この2年の原油価格の急激な下落に触れ、「アメリカの帝国主義は、ベネズエラに対して多くの干渉や敵対を行ってきたが、ベネズエラの国民は、この経済戦争に抵抗し、現在、経済危機を徐々に脱しようとしている」と語りました。

2016年10月23日16時37分
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