• イラン国会議長、「シリアとイエメンの危機の解決策は軍事手段にあらず」

イランのラーリージャーニー国会議長が、「シリアとイエメンの危機は、軍事的な手段では解決されないだろう」と語りました。

ラーリージャーニー議長は11日土曜、テヘランでスウェーデンのステファン・ロベーン首相と会談し、「地域における情勢不安の原因の1つは、一部の国がイエメンとシリアにおける危機の解決策を軍事手段と見なしていることにある。だが、敵対行為を収束させる最高の方法は、民主主義を伴う政治的な解決法である」と述べています。

また、中東におけるもう1つの問題として、一部の国が各国の安定における民主主義の役割に注目していないことを挙げ、「世界のいずれの国も、民主主義の確立を妨害してはならない。それは、このプロセスの妨害がほかの場所でも再発し、その当事国のみならず他国までをも問題に巻き込むからだ」としました。

さらに、「地域は、テロ問題以外の別の問題に直面しており、それは麻薬問題である。誠に遺憾ながら、麻薬はパキスタンとアフガニスタンの国境を通じてトランジット移送されており、イランは毎年麻薬対策のために多額の費用を負担させられている」と語りました。

一方、ロベーン首相もこの会談で、「スウェーデン政府は、国会や運輸・輸送、エネルギー、鉱山、先進情報技術の分野で、イランとの協力を拡大したいと考えている」と述べています。

ロベーン首相は10日金曜、イランのローハーニー大統領の正式な招待により、スウェーデンの政治・通商代表団を率いてテヘラン入りしました。

2017年02月12日17時21分
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