イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、中東の現在の問題の根は、一部の大国の干渉にあるとしました。

ハーメネイー師は、11日土曜夕方、スウェーデンのロヴェーン首相と会談し、「アメリカとヨーロッパの大国の多くが、シリアやイラクでの苦い出来事の発生に関与した。地域の人々はこうした干渉を知り、彼らに対して正しく悪いイメージを持っている」と強調しました。

また、地域問題の解決法は地域内にあるとし、イラクの状況が回復に向かっていることに触れ、「シリア問題が解決される可能性も同じように存在するが、そのためにはテロや戦争扇動への支援を停止する必要がある」と述べました。

ハーメネイー師は、シリアの反体制派の間における一部の西側諸国の代表の存在や、この国の反対の形成初期における彼らへの武器の引き渡しは、問題発生への干渉の例だとし、「問題を解決するためには、その問題の根を知り、その上で解決に臨むべきだ」と語りました。

さらに、この1年半の間、ヨーロッパの多くの政府がテヘランを訪れ、協議が行われたが、合意のほとんどは実施されていないとし、ロヴェーン首相に対し、合意が紙上のもので終わらないよう行動することが期待されると強調しました。

ハーメネイー師は、スウェーデンの安保理理事国入りへのイランの賛成票に触れ、「国連安保理は重要な可能性だが、残念ながら、一部の大国によって囚人になっている。しかし、建設的な役割を果たすことで、この組織によるダブルスタンダードを防ぐために努力することができる」と語りました。

ハーメネイー師は、革命記念日の行進へのイラン国民の類まれなる参加も、彼らの備えとエネルギーをあらわすものだとし、「世界の革命記念日は、儀礼的なもので、軍事パレードが行われ、政界などの一部の要人が参加して式典が行われるだけだが、イランでは、イスラム革命の勝利記念日は真の祝祭であり、すべての階層の国民によって開催される」と語りました。

2017年02月12日17時26分
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