イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「アメリカは、軍事攻撃の脅迫を繰り返し、イランの体制責任者の注目を、真の戦争、つまり経済戦争から逸脱させようとしている」と強調しました。

ハーメネイー師は、15日水曜、イラン北西部アーザルバイジャーンの数千人の人々を前に演説し、イスラム革命記念日の行進に国民が生き生きと力強く列を成して参加したことは、イラン、体制、革命の名誉の源だとしました。

ハーメネイー師は、「今年は、国内のメディアがこの大規模な参加について語っただけでなく、革命の敵たちも、例年とは異なり、“百万人規模”という表現を用いてこの参加を認めた」と述べました。

また、「イランに対する戦争の脅迫」という陰謀を繰り返す、アメリカの前政権と現政権の真の目的を分析する中で、「現在も、以前と同じように“軍事攻撃の選択肢は机上にある”と語っており、ヨーロッパの責任者も、イランの体制責任者に対して、“核合意がなかったら、戦争は避けられなかった”と言っている。だがこれは単なる偽りに過ぎない。彼らは我々の注目を真の戦争、つまり経済戦争から逸脱させ、軍事的な戦争へと導くことで、体制責任者が経済発展への取り組みや西側のイラン国民に対する文化戦争に注目するのを妨げようとしている」と語りました。

ハーメネイー師は、CIA,モサド、イギリスの諜報機関が、イスラム体制とイスラム革命に対する世論操作のために堕落した富裕者たちのオイルマネーを費やし、努力を続けていることに触れ、「この間、何百という衛星チャンネル、バーチャル空間、イランから逃れた失敗者たちが、体制の非難、侮辱、弱体化に努めているが、革命記念日の国民の大々的な参加は、このような穢れた空間を清めている」と語りました。

さらに、イスラム体制を機能していないように見せるための敵の努力は無意味なものだとし、「敵は、過去38年の非常に重要な発展や偉業を無視し、人々から希望を奪おうとしている」と語りました。

ハーメネイー師は、過去40年の一部のインフラにおけるイランの発展は、驚くべきものだったとし、「これらの発展や躍進の一部は、普通は100年かかっても不可能なものだ」としました。

さらに、屈辱的な王制の時代と比べた上での現在のイラン人の国民としての栄誉と誇りを、革命の成果の一つとして挙げ、「今日、全ての人が、イランの決定的な存在と国民の力や栄誉を認めており、地域のほぼ全ての問題において、イランが存在せず、望まなければ、進展がないことを知っている」と強調しました。

また、トルコ、ファールス、ロル、クルド、アラブ、バルーチといった民族の多様性は、イランにとって貴重な機会だとし、「敵は常に、民族間の対立を狙っているが、イランの人々は一致団結している」と語りました。

2017年02月16日16時50分
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