• イラン国会議長、「イラクの分裂は、シオニストの望みだ」

イランのラーリージャーニー国会議長が、イラクのアバディ首相に対し、イラクの統一を強調すると共に、この国の分裂はシオニスト政権イスラエルの望みだとしました。

国会通信によりますと、ラーリージャーニー議長は、21日水曜、イラクのアバディ首相とテヘランで会談し、「ISISの支援者は、シオニスト政権の利益のために、地域で影響力のある民主的な国であるイラクを国内の問題にかかりきりにし、国外の活動を行えないようにしようとしている」と語りました。

ラーリージャーニー議長は、イランとイラクの共通の立場を強調し、「イラクの分離独立と戦うことは非常に重要であり、イランはこの問題は全ての国にとって危険なことだと考えている。それを支援する国々は、いつの日かこの問題に巻き込まれることになるだろう」と語りました。

また、イスラム革命防衛隊によるシリアのテロリストの拠点に対するミサイル攻撃に触れ、「イランからシリアのISISの拠点に発射されたミサイルは、イランがテロとの戦いの新しい段階に入ったことを伝えるものだった」と語りました。

一方のアバディ首相もこの会談で、イランとイラクの強固な関係が損なわれることはないとし、「ISISを消滅させるには、各国の連帯が不可欠だが、地域諸国に存在する一部の対立が、ISISの消滅と、地域における安定と治安の確立を妨げている」と語りました。

さらに、シリア情勢に触れ、「シリア危機は少し複雑になっている。それは、ヨルダン、トルコ、アメリカ、ペルシャ湾岸諸国など、さまざまな国が、それぞれにシリアで自分たちの利益を追求しているためだ」としました。

アバディ首相は、20日火曜、イランの政府高官と会談するためにテヘランを訪れました。

2017年06月22日16時18分
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