• イラン国会によるアメリカのテロ行為対策法案

イラン国会・国家安全保障外交政策委員会で、アメリカの地域におけるテロや挑発行為への対策に関する包括的な法案が最終的にまとめられました。この法案は、27項目あり、9つの部分に分かれています。

アメリカの地域におけるテロ・挑発行為対策法案は、今月13日に国会に提出されますが、アメリカによるテロ支援、人権侵害、アメリカの経済制裁に対する対抗措置、イラン人の保護など、9つの部分から成っています。この法案は、アメリカ議会が、イランが核合意に違反しているとして、追加制裁案を可決したことへのイラン国会の対抗措置となっています。

アメリカのトランプ大統領は、核合意のバランスを崩し、この合意を弱め、イランを西アジアの脅威であるように見せようとしています。トランプ大統領は、地域におけるイランの行動に対抗するという口実で、イランの軍事力を弱め、イランをテロ支援や人権侵害で非難し、イランに対する包括的な制裁案を行使しています。

このような状況の中で、イラン国会は、アメリカ国内外での人権侵害や人々の殺害、テロ支援、西アジアにおけるアメリカの破壊的な役割を明らかにする目的で、包括的な法案に取り組んでいます。イラン国会が、イスラム革命防衛隊や軍事力を支持していることは、イランのミサイル問題を巡るアメリカの制裁への対抗措置の特徴です。アメリカは、イランのミサイル能力とミサイル実験を国連安保理決議2231への違反だと主張しています。このような主張は、イランの安全を壊す目的で行われており、イランの軍事力において重要な役割を担っている革命防衛隊を標的にしたものです。

これについて、イラン外務省のガーセミー報道官は、今月7日の定例記者会見で、イランのミサイル能力に関するアメリカの主張について、「このような主張は事実とはかけ離れた誤ったものである。イランのミサイル能力は国内の問題、防衛の問題であり、安保理決議2231にも違反していない」と語りました。

イラン国会の今回の法案では、ISISやヌスラ戦線といった中東のテロ組織へのアメリカによる資金、武器、情報面での援助についても注目されています。テロに対するアメリカのダブルスタンダードによって、イランや地域の人々は大きな損害を蒙っています。これについて、アメリカの政治専門家であるマイク・ハリス氏は、今月8日、プレスTVのインタビューで、アメリカは地域で戦争犯罪を行っているとし、「アメリカ軍はイラクやシリアでISISを支援している」と強調しました。

2017年08月11日18時18分
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