• 現在、イランがテロとの戦いに直接関与していることで、テロ組織ISISの消滅が現実のものとなっています。
    現在、イランがテロとの戦いに直接関与していることで、テロ組織ISISの消滅が現実のものとなっています。

2001年のアメリカ同時多発テロのあと、当時のブッシュ大統領は偽りの主張を行い、イスラム教徒を非難することで、アメリカは西側におけるテロとの戦いの代表者だとしました。しかし、アメリカによる行動の結果、戦争とテロの火種が地域や世界に拡大しました。

現在、アメリカのトランプ大統領は、アメリカで過激派を支持する中で、この道を継続し、こういった言葉を使うことにこだわっています。

トランプ政権や、アメリカのイスラムに反対する過激思想を拡大する機関は2つの危険な目的を追求していることを示しています。

まずひとつは、真のテロとの戦いの方針を変えることです。現在、イランがテロとの戦いに直接関与していることで、テロ組織ISISの消滅が現実のものとなっています。

もう一つ目は、テロや過激主義の根源をイスラムに関連付け、聖なる戦いなど、宗教的な価値観を歪曲して見せることです。

最近、これに関して、アメリカのシンクタンクFDD・民主主義防衛基金が報告を出しています。このシンクタンクは、この中で、イランは世界でジハードによるテロを支援している最大の政府だとしました。この見解は一方的であり、また、過激主義的で、アメリカのホワイトハウスやシンクタンクの関係者の思想の元となっています。一方、もしISISがイラクやシリアから脱出しているのであれば、これはアメリカとISISの戦いの成果ではなく、ISISとその支援者に抵抗してきた、義勇軍による真の献身や聖なる戦いによるものなのです。

実際、過激派との戦いの道は、イランに対する嫌疑と、宗教的な価値観を貶めることではありません。

アメリカの言語学者で政治分析家のチョムスキー氏は、パリがテロ攻撃に見舞われた際、あるインタビューで、アメリカとアメリカ同盟国の政策はテロの要因だとしました。

「アメリカの目的はテロの奨励なのか、あるいはその終焉なのか。もしテロを終わらせたければ、最初に、なぜテロが起きたのかを問わねばならない。その主な理由とは何で、そのより深い根源とは何なのか。この問いに答えなければならない」

チョムスキー氏

 

これに関して、2つのポイントが存在します。

まずひとつに、テロとの戦いにおける誠実な言動を行うことですが、アメリカの行動は、このような特性に欠けています。

2つ目のポイントは、アメリカの観点によるテロと、実質的なテロの概念を分ける必要性です。

イラン外務省のガーセミー報道官は18日金曜、声明を発してスペインのテロ攻撃を非難し、「平和を求めるすべての国や、テロとの戦いを実質的な優先事項とする者は、暴力や情勢不安、テロに対する国際的な同盟を結成しなければならず、自身の優先事項をテロとの戦いと、テロの根絶としなければならない」と語りました。

2017年08月20日19時52分
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