• 北朝鮮の水素爆弾
    北朝鮮の水素爆弾

イギリスの政府関係者が、サンデーテレグラフのインタビューで、「イランは北朝鮮の核兵器の開発を支援している」と主張しました。

サンデーテレグラフは、10日日曜にこの発言を報道し、「北朝鮮の核兵器開発は、イランのひそかな支援によるものだ」としました。この報告によれば、イギリスの高官は、サンデーテレグラフのインタビューで、「北朝鮮が核活動のすべてを、自国の能力のみに頼って行ってきたとは考えにくい」と語りました。

サンデーテレグラフによれば、北朝鮮への支援や協力が疑われる国は、イランとロシアだとされています。このような主張は、以前にも異なる形で提起されました。4年前の2013年4月、イランの核協議が続けられていたころ、一部の政界やメディアは、北朝鮮の濃縮ウランを用いた核実験について、何の根拠も提示せずに、「北朝鮮はこの分野でイランと核協力を行っている」と主張しました。

アメリカの新聞ワシントンポストは、オバマ政権時代の関係者の話として、当時、「アメリカは、北朝鮮の核活動とイランとの協力を懸念している」と伝えました。国際金融情報紙ウォールストリートジャーナルも、イランは秘密裏に核爆弾を製造できないとし、「北朝鮮政府は、中距離ミサイルに搭載できる核弾頭を保有していると主張しているが、それが事実であれば、イラン製のミサイルへのこの弾頭の搭載は、多くの問題を作り出す可能性がある。イランは10年以上前から、ミサイル製造において北朝鮮と協力している」としました。

またこうした主張の他の例に、イランのパールチン軍事施設で核活動が行われている可能性についての偽りの報告があります。イランはこの主張を否定し、IAEA国際原子力機関の関係者に対して、2度、パールチンを査察する可能性を整えました。IAEAも正式な報告の中で、この主張に根拠がないことを認めました。

イランと北朝鮮が、核・ミサイル分野で秘密裏に様々な協力を行っているという吹き込みは、イラン、ロシア、北朝鮮の協力に対する懸念の影で、朝鮮半島に危機を作り出すアメリカの行動を正当化するためのものです。しかし、北朝鮮の危機の原因は、アメリカとその地域の同盟国による、北朝鮮への脅迫です。アメリカは、北朝鮮の核実験の停止と引き換えにこの国に約束した事柄を守っておらず、脅迫や制裁によって、北朝鮮に圧力を加えようとしています。

北朝鮮の核実験の継続は、実際、アメリカの信頼できない行動が招いた結果です。こうした中、イランは常に、NPT核兵器不拡散条約の遵守の必要性を強調し、核兵器へのアプローチを否定するとともに、地域の緊張の拡大に懸念を示しているのです。

2017年09月11日21時04分
コメント