• ハーメネイー師
    ハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、18日水曜、イランの優れた学術関係者や若いエリートたち数百人を前に演説し、アメリカがイランに敵対する目的に触れ、これに関して重要な点を指摘しました。

ハーメネイー師

ハーメネイー師は、イランがアメリカへの依存を完全に断ち切ったことに触れ、「敵は、イランの活動や情勢変化をつぶさに観察し、イランが依存した後進国から、政治、防衛、科学の分野で力をつけた影響力のある国になったことに苛立ち、それを強く懸念している」と述べました。また、アメリカの政権は、1979年のイスラム革命当初からイラン国民に敵対してきたとし、「当時は核エネルギーの問題も、ミサイルや地域における影響力の問題も出ていなかった。だがアメリカは、革命の勝利により、非常に多くの利益を持つ傀儡国であるイランを失ったことを理解していた」と述べました。さらに、アメリカの悪しき政権は、イスラム革命の指導者ホメイニー師が言ったように、真の意味での大悪魔、最大の悪魔であるとし、「アメリカの体制は、世界のシオニストの危険なネットワークの代理人であり、独立諸国の人々に敵対し、地域や世界の紛争の多くの元凶になっている。また、ヒルのように、各国の国民のすべてのものを吸い尽くそうとしている」と語りました。

ハーメネイー師

ハーメネイー師の表明の中で、繰り返し聞かれてきた重要な点は、アメリカのイランに対する敵対の最大の原因は、シリア、レバノン、イラクをはじめとする地域におけるアメリカの役割が退けられたことだ、ということについて、深く考える必要があるということです。アメリカの役割が退けられたことにより、地域を対立させ、分離させようとするアメリカとイスラエルのシナリオが崩されました。アメリカは、イランに対する怒りや苛立ちを、核合意への反対という愚かな発言や根拠のない主張によって覆い隠そうとしており、できる限り、ヨーロッパも、自分たちの核合意への反対に同調させようとしています。

EUは、核合意に関して、アメリカに反対する立場を表明していますが、ハーメネイー師はこれについてヨーロッパにも勧告を行い、「ヨーロッパは、アメリカ議会が決定すると見られる制裁など、アメリカ政府の核合意への違反に対抗すべきであり、イランの防衛力や地域での役割といった問題において、アメリカに同調すべきではない。我々は、アメリカの理不尽な要求へのヨーロッパの同調を認めない」と語りました。

ハーメネイー師

アメリカの政治家は、今回もまた、イランに関して目算を誤ったことを認めざるを得ないでしょう。ハーメネイー師が語ったように、自分たちの目的を達成するためにイランを口実にできるなどと考えるのは、考えが浅いことの結果です。アメリカは、地域におけるアメリカとテロ組織ISISの危険な目的を妨げてきたイスラム革命防衛隊を、テロ組織のリストに加えました。しかしアメリカは、アルカイダやISISなどのテロ組織を自ら作り出し、彼らを支援しています。トランプ大統領は、その行動や立場によって、アメリカとイランの過去や現在を現実的に理解していないことを示しました。ハーメネイー師の言葉を借りれば、オバマ前大統領が、ビロードの手袋の下に鉄拳を隠し、チェンジについて語っていたとき、イランはそのような言葉を聞いても喜んだりはしませんでした。現在もまた、トランプ大統領の脅迫を聞いても、恐怖を抱いたりすることはないのです。

2017年10月19日20時16分
コメント