• ローハーニー大統領(右)、エルドアン大統領(左)、プーチン大統領(中)
    ローハーニー大統領(右)、エルドアン大統領(左)、プーチン大統領(中)

イラン、ロシア、トルコの大統領が、シリア情勢とシリア問題の恒久的な解決に至るための措置について話し合いを行うため、ロシアのソチに集まりました。

ローハーニー大統領、ロシアのソチに入る

ソチの会合は、2つの点から重要性を有しています。一つ目は、この会合が、イラクとシリアに対するISISの支配が終わったときに開催されたことです。これは、この会合の決定事項が、ISISのいない新たな状況に基づくものになることを意味します。これは、地域にとっても、また国際レベルでも重要なことです。

ISISの支配が終わる

こうした中、アメリカ、サウジアラビア、シオニスト政権イスラエルの3カ国は、地域の将来を、ISISの存在と共に別の形で描いていました。彼らは、イラクやシリアの新たな分割の中で、ISISの立場が安定するのを待っていました。この地図がもし実現していたら、地域は新たな状況に直面していたでしょう。その最大の特徴は、抵抗勢力が、地域の政治・安全保障関係から姿を消していたことです。そのため、ISISの支配の継続は、イスラエルにとって戦略的な目的となっています。この目的は、サウジアラビアの代理戦争によって、イスラエルがシリアやレバノンの抵抗勢力と直接、対立するリスクを大幅に減らすことができたはずでした。

ハーメネイー師とソレイマーニー司令官(中)

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、地域でのISISの滅亡に関する、革命防衛隊のソレイマーニー特殊部隊司令官の書簡に対して行った表明もまた、この点を物語っています。ハーメネイー師は、「ISISの支配の終わりは、ISISの西アジアへの支配を広げ、シオニストの強奪政権にそこを支配させるため、ISISを誕生させ、全面的に支援したアメリカの過去と現在の政府、そしてこの国に依存する地域の政権に対する打撃だった」と強調しました。

ローハーニー大統領、プーチン大統領

このことから、ISIS後の時代について注目すべきなのは、この勝利後にさまざまなグループに対して賢明さを保つことです。これらのグループは、シリアの将来に対する地域の努力を弱める可能性があります。また、シリアの今後に関する協議のプロセスに関与するため、地域の一部の国の支援を受け、シリアの安定を崩すための新たな陰謀が形作られる可能性もあります。ハーメネイー師が指摘したように、莫大な投資によって、この悪しき陰謀を準備した者たちが、このまま黙っているはずはなく、それを地域の別の場所で、別の形で再現しようとするでしょう。

プーチン大統領とアサド大統領

こうしたことから、シリアや地域の将来に対する、今回のソチの会合での決定事項の重要性は、これまで以上に強く感じられています。

トルコ・アンカラの経済技術大学のイスマイール教授は、ロシアのリアノボスチ通信のインタビューで、「今回の会合で重要な合意が得られることが期待されている。なぜなら、3カ国が目指しているのは、地域の平和と安定の確立、テロとの戦い、この悪しき現象の3カ国への拡大の阻止であるからだ」と語っています。

2017年11月22日22時21分
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