2018年01月02日19時13分
  • ローハーニー大統領
    ローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、「政治、経済、地域の各分野におけるイラン国民の成功が、敵の怒りを引き起こした」と語りました。

ローハーニー大統領は1日月曜、イラン国会の各委員会の委員長らとの会合で、この数日間に国内の一部の都市で発生している抗議行動や集会について触れ、「国民の抗議や批判はチャンスであって、脅迫ではない。イラン国民は自ら、法律への違反者や暴徒たちへの回答を示している」と述べています。

テヘランの暴動

 

この数日間、イランの一部の都市で多数の人々が集会の開催やスローガンの唱和により、破綻した金融機関に預貯金があった人々への処遇がはっきりいないこと、一部の商品の値上げや政府の監視の不徹底などに抗議しました。

抗議者の一部はこれに便乗し、こうした抗議行動を騒乱にまで発展させています。

アメリカの政府関係者や外国のメディアは、イランでのこうした抗議行動を悪用し、これを混乱や暴動に導こうとしました。

ローハーニー大統領、イラン国会の各委員会の委員長らとの会合

 

ローハーニー大統領は、「アメリカや一部の利己的な地域諸国が、イラン国民に対してこれほどまでに敵対している原因は、核合意の実施を初めとする、イラン国民の政治的な勝利、地域でのテロ対策での成功、対イラン制裁でのアメリカの失敗である」としました。

また、核合意でのアメリカの敗北に触れ、「利己的な2つの国と1つの政権を除いて、核問題に関してはいずれの国もアメリカを支持しておらず、全世界がアメリカに対峙した」と語っています。

さらに、「イランはこれまでに、地域での安定と安全の確立、テロ根絶、シリアの将来、イラクとレバノンのさらなる安定、世界で抑圧されている人々の防御にプラスの役割を果たしている」と述べました。

ローハーニー大統領はまた、イランが納めている数々の成功が、敵の目をつきぬけ、アメリカとシオニスト政権イスラエルにとっては耐え難いものであるとし、「イランの敵は常に、イラン国民に対する復讐や日和見主義を追求して来た」としています。

さらに、「経済問題が存在することは否定できない」とし、「イラン国民は、これらの問題を必ず克服し、イスラム革命の価値や神聖を侮辱したり、公共の財産を破壊する暴徒や便乗者らに対し、然るべき回答を突きつけるだろう」と語りました。

ローハーニー大統領

 

また、ツイッター上でイランでの最近の情勢不安や抗議デモに触れ、国民の要求に注目すべきだとしています。

ローハーニー大統領はさらに、「国民は、経済問題や腐敗、一部の機関の行動の不透明な点について不服を申し立てており、より開放的なムードを求めている」と語りました。

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