• テヘラン安全保障会議
    テヘラン安全保障会議

第2回テヘラン安全保障会議の参加者らが、西アジアの情勢不安の原因を説明し、この地域の安全保障の重要性を強調しました。

第2回テヘラン安全保障会議は、世界49カ国の政治、安全保障、学術関係者が出席し、8日月曜にテヘランで開催されました。

イランのデフガーン元国防軍需大臣は、この会議で、「各国の国民は、安全な状況の中で政治、社会、文化協力を拡大できなければならず、それが公共の福祉と平穏につながる」と強調しました。

イランのデフガーン元国防軍需大臣

 

イラクイスラム最高評議会のハムディ議長も、パレスチナの解放とベイトルモガッダス・エルサレムの問題は、イスラムの政府や国民に最も注目されるべき問題だと強調し、「シオニストは、直接、あるいは間接的に、西アジアのすべての危機の元凶になっている」と述べました。

オマーンのアラウィ外務大臣は、「西アジアは、今日、新世代の支配者の手に陥っており、彼らの努力や活動は、安定や安全を崩す可能性がある」と強調しました。

オマーンのアラウィ外務大臣

 

レバノンのウェフベ大統領顧問も、「イスラム諸国は、パレスチナ人が勝利するよう、パレスチナ問題を信じるべきだ。イスラム世界の第一の問題は、地域におけるシオニスト政権との対抗だ」と語りました。

アフガニスタン下院議員も、エネルギーと観光を、西アジアの可能性として挙げ、「テロ組織は、地域諸国の政府にダメージを与えるために経済を利用しようとしている」と述べました。

ストックホルム国際平和研究所のダン・スミス所長は、テヘラン国家安全保障会議で、安全保障を武器で買うことはできないとし、「西アジアに安全とバランスを作り出すべきだ。なぜなら、この地域の安全保障は、世界にとって重要だからだ」と語りました。

イタリアのダレマ元首相は、対話の文化の欠如が、西アジアの安全保障の形成において最大の妨げになっているとし、「西アジアの安定には、地域や世界のすべての国を含む全面的な合意が必要だ」と語りました。

イタリアのダレマ元首相

 

イギリスのストロー元外相も、地域の新たな安全保障体制におけるイランの重要な役割に触れ、「西アジアの安全保障構成が崩れた原因は、さまざまな問題から自分たちを排除しようとする国々の存在にある」と語りました。

イギリスのストロー元外相(中)

 

テヘラン安全保障会議の最終声明では、地域外の大国の干渉や政策は、地域の安全保障を促していないばかりか、情勢不安の原因になっているとされています。

また、「闇雲な兵器競争、地域外の大国の軍事介入、過激派とテロ、経済開発の遅れ、環境問題への対策のために、西アジアは、この地域のすべての国が認める包括的な安全保障を必要としている」としています。

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2018年01月09日20時32分
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