• イランのローハーニー大統領
    イランのローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、「アメリカ政府がイラン政府に圧力をかけるのであれば、イランは断固、アメリカに対抗する」と強調しました。

ローハーニー大統領は、6日火曜、記者会見で、「対イラン制裁を復活させる」としたアメリカのトランプ大統領の発言に触れ、「アメリカは常に、制裁や圧力によって、イランの政府と国民に問題を作り出そうとしているが、イランと世界の国々との関係は、いつにも増して良好になり、拡大している」と語りました。

ローハーニー大統領は、“アメリカが核合意を破った場合、イランはどうするか”との質問に対し、「イランは原則に基づき、核合意の最初の違反者にはならないが、同時にイラン政府は、アメリカの核合意離脱に対し、必要な予測を立て、対応を取っている」と語りました。

また、核合意は国際的な合意であり、国連安保理もそれを認めていると強調し、「核合意には修正は加えられない」と語りました。

さらに、西側が核合意やイランのミサイル能力の抑制に関する協議を主張していることについて、「イランは防衛力の分野で必要なものを確保する。同時にイランは、他国の人々を殺害するための武器やミサイルの確保を、道徳やイスラム法に反する行為と見なしている」と語りました。

ローハーニー大統領は、シリアにおけるトルコの軍事作戦の開始についても、「軍隊が他国に入るには、その国の政府や国民の了承を得るべきであり、国民の了承がなければ、その作戦は終わらせるべきだ。トルコによるシリアでの軍事作戦は、決して実を結ばないだろう」と述べました。

また、アメリカのシリア駐留を非難し、「アメリカは、シリア駐留に関して誤った目的を持っており、この国を分割しようとしている」と述べました。

ローハーニー大統領の記者会見

 

さらに、アフガニスタン危機に触れ、アフガニスタン政府のテロ対策を支援するイランの用意を表明し、「アメリカ軍のアフガニスタン駐留は、この国の治安を確保するという主張によって行われたが、アフガニスタンの治安は、日々、悪化している」と語りました。

ローハーニー大統領は、地域問題は政治的な方法によって解決すべきだとし、「地域におけるイランの目的は、テロ対策、治安の確立、外国政府の干渉の拒否、地域の人々の主権の尊重にある」と語りました。

さらに、シオニスト政権とアラブ諸国の関係の正常化の流れについて、「時の経過と共に、現在、サウジアラビアを支配する人々は、彼らが選んだ道が誤っていること、結果を得ることはないことを理解するだろう」と述べました。

また、「地域でシオニストの政権を地域諸国の友人と見なす人がいれば、それは完全に誤っている。なぜならこの政権は、地域の人々、すべてのイスラム教徒に敵対しているからだ」と強調しました。

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2018年02月07日18時24分
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