• イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師の核合意に関する表明は、イランの方針が、論理と理性に基づき、アメリカの経験を知り、これまでの経験を支えにしていることを示しました。

ハーメネイー師は、18日日曜、テヘランで、イラン北西部タブリーズの数千人の人々を前に演説し、アメリカや一部のヨーロッパ諸国の卑しさや約束違反に触れ、次のように語りました。

「我々は、核合意の中で、外国に頼ることの結果を目にした。核協議の中では、彼らを信頼したが、それによって利益は得られなかった」

イランがアメリカを信用しないことは、単なるスローガンではありません。これまでの経験や現在の行動、アメリカの覇権主義的な目的に対する現実的な分析に基づくものです。核合意がアメリカの妨害により、しかるべき目的を達成できなかった、というのは、事実に基づく言葉であり、最近、世界の関心事として、この問題に関する多くの懸念がささやかれています。

核合意の実施から2年と1ヶ月が経過した現在、アメリカが約束を守らないことはすべての人に証明されています。一方でイランは、中身のない約束によって時間とエネルギーを無駄な期待に費やすつもりはありません。イラン国民の現在と未来にとって重要なのは、特に経済分野において、国内の可能性を利用することです。ハーメネイー師の言葉を借りれば、空想的な点に逡巡させるべきではありません。

アメリカとフランスをはじめとする一部のヨーロッパ諸国の行動は、現在、核問題を超えており、イランの防衛問題の分野に広がっています。これは、干渉や理不尽な要求であり、その目的は、イランを内側から弱めることにあります。

国際関係の専門家であるエナーディ氏は、テヘラン発行の新聞ジャーメジャムに寄稿した記事の中で、核合意の破壊に関するアメリカの行動について次のように記しています。

 

トランプ大統領は制裁停止の延長に署名し

 

「トランプ大統領は制裁停止の延長に署名し、核合意から離脱しなかったが、段階的な行動により、それをさらに中身のないものにした。アメリカの議会と政府の核合意を破棄するためのゲームの中で、アメリカは、核問題以外の制裁を強化することで、制裁という戦略に固執することを選んだ。1979年に議会で最初に決定された対イラン制裁を続けてきたアメリカは、イランの人権侵害やテロ支援といった主張などにより、実際、新たな方法によって第二の制裁を続け、それを強化している」

ここで次のような疑問がわいてきます。果たしてアメリカがイランに望んでいることは、これですべてなのでしょうか? その答えは明らかです。アメリカは、イラン国民を再び支配しようとしているのです。

ハーメネイー師は、1年半ほど前、この問題について次のように語りました。

「我々にとって、この核合意は一つの例、一つの経験になった。彼らは表面上、約束し、よい言葉で語るが、行動では陰謀を企て、破壊する。そしてさまざまな事柄の進展を妨げる」

アメリカは、イランが、利益と未来を保障する道を選び、アメリカの核合意を巡るシナリオを考慮した上で、それに即した政策を進めることを経験から学んでいるべきなのです。

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2018年02月19日20時42分
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