• ラーリージャーニー国会議長とグエン・ティ・キム・ガン国会議長
    ラーリージャーニー国会議長とグエン・ティ・キム・ガン国会議長

イランのラーリージャーニー国会議長が、国会代表団を率い、ベトナムとスリランカを訪問しています。

この訪問は、二国間の関係を拡大し、合意の実施を加速するという点で重要性を有しています。

ラーリージャーニー議長は、16日月曜夜、ベトナムのハノイで開催された、同国の国会議長との夕食会で、「イランではベトナムの人々に敬意が払われており、ベトナムの人々の独立運動は、常に、イランの人々の記憶に残っている」と語りました。

一方のベトナムのグエン・ティ・キム・ガン国会議長も、「イランの国会議長との会談では、政治、経済、貿易の分野で協力合意が成立した」と述べました。

ベトナムは近年、経済分野で肯定的な変化を経験しており、東南アジアにおけるイランの経済活動の中心地となることができます。アジアの経済成長は、大きなエネルギー需要を伴ったものです。そのため、アジアは世界のエネルギー需要の多くを占めており、イランはアジアにとって、重要なエネルギー供給国の一つです。

イランはまた、アジアとヨーロッパ、アフリカをつなぐ架け橋であり、東と西、イランの北の国々とペルシャ湾を結ぶ上でのイランの役割は、非常に重要です。地理的状況に加え、イランは、西アジア最大の市場として、東南アジア諸国をはじめとするアジアの生産国にとって魅力的であり、アジアの戦略的な貿易パートナーとなることが可能です。

イランは、2004年から、アジア協力対話のメンバーです。この組織は、アジア諸国の協力による発展の道を探るための意見交換の場として創設されました。

 

パークアーイーン元アゼルバイジャン駐在イラン大使

 

パークアーイーン元アゼルバイジャン駐在イラン大使は次のように語っています。

「アジアとの協力は、イランの国力を増強する。西側やヨーロッパ諸国と比較して、アジア諸国と関係を拡大することの利点の一つは、これらの国が、外国との関係確立において、政治的な思惑を関与させないことにあるまた、他国に自分たちの価値観や慣習を押し付けようとすることもない」

政治的な観点からも、アジア諸国は、世界の政治の中心地のひとつになろうとしています。そのため、ラーリージャーニー国会議長のベトナムとスリランカへの訪問は、政治的な協議という点からも重要になっています。この中で、イランとベトナムの高官の協議では、アジアの平和と安定の強化が強調されました。イランとベトナムは、戦争、暴力、テロに反対すると共に、対話を、対立解消の最良の方法とみなし、国際機関における互いの立場への支持を続けています。

これまでの経験が示しているように、アジア重視の政策は、経済関係を強化すると共に、政治関係にバランスを確立するような、関係拡大の下地となります。この関係は、国会の関係拡大により、間違いなく、より強固な支えを享受することになるでしょう。

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2018年04月17日21時34分
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