• イランのローハーニー大統領
    イランのローハーニー大統領

イランのローハーニー大統領が、アメリカの核合意離脱はおろかな行為だとして、「ヨーロッパ諸国は核合意を維持するために、大変わずかな機会しか持たず、速やかに、核合意に対する取り決めの中で、自身の明確な立場を表明すべきだ」と強調しました。

ローハーニー大統領は9日水曜夕方、フランスのマクロン大統領と電話で連絡し、「イランとEU諸国の外相と専門家グループは、数週間というわずかな期間で、繰り返し協議を行い、核合意維持に関する問題を検討し、明確な決定を行うべきだ」と語りました。

また、「石油輸出や銀行関係、投資、保険など、核合意の問題におけるイランの利益は、明確な形で保障されるべきだ」と述べました。

さらに、イランで投資や契約を行った外国企業の決定は、明確に発表されるべきだとして、「イランとEUがわずかな期間で、核合意に関して明確な決定を行えば、双方はより大きな協力を行うことが可能だ」としました。

ローハーニー大統領は、現在、核合意を維持する上での歴史的な責務を担っており、トランプ大統領が大きなミスを犯したということは歴史が証明するとして、「残念ながら、ヨーロッパは、核合意の維持に利用できた4ヶ月の期間を無駄にして、この期間をアメリカの核合意留保に向けてトランプ政権を説得するために使った’」と語りました。

また、トランプ大統領の想像に反して、イランは核兵器獲得のためにウラン濃縮を行っているのではなく、イランの人々の需要を満たす上で、この技術的な措置を行うとしました。

 

マクロン大統領

 

マクロン大統領も、アメリカの核合意離脱は残念だとして、「ヨーロッパ諸国は集団でこの決定に関する抗議を表明した」と語りました。

また、トランプ大統領の決定はアメリカ国内に大きな対立を生むことになるとして、すべての参加国が核合意を守る必要性を強調し、ヨーロッパは連帯して核合意の維持と遵守に向けて努力するとしました。

 

タグ

2018年05月10日17時23分
コメント