2019年02月10日19時30分
  • イランの国旗
    イランの国旗

1979年のイスラム革命の勝利の後、イランの各分野の発展は、注目を受けることになりました。政治的な圧力や制裁の中でも、この動きは止まりませんでした。

イランは世界において独立した国であることから、常に横暴な大国の圧力や制裁を受けてきました。過去の植民地主義国、そして現在の覇権主義国は、さまざまな形でイランの発展を阻害しようとしました。イランの発展は、アメリカなどの大国の協力に依存するものでありません。イランはアメリカやその他の大国の意向に反して、目標や更なる高みを目指しているのです。

 

アメリカのイランに対する敵対の理由

 

1979年のイスラム革命の勝利後、敵はさまざまな計画を立て、イランの発展の速度を緩めようとしましたが、このような敵意の中で、イランは今日、核技術や医学、ナノテクノロジーといった多くの分野で、世界、特にイスラム諸国間で、発言力を持っています

ISCイスラム世界引用文献データベースの責任者を務めるデフガーニー氏

 

ISCイスラム世界引用文献データベースの責任者を務めるデフガーニー氏は、次のように語っています。

 

「イスラム諸国の学術的な研究の成果物の全体のうち、22%はイランの研究者によるものだ。イランは研究成果物の量の点で、イスラム諸国で1位を獲得した」

 

イラン国内での核技術における学術的な成果は、医療、がん治療に使われる放射性医薬品の生産、ナノ技術における成功であり、イランの国産の技術であることを示しています。イラン遺伝子学協会のタヴァッラーイー会長は、次のように述べました。

 

「遺伝子学はイランで大変急速な成長を遂げている。イランはこの分野で地域で1位、世界では14位から17位に位置している」

遺伝子学はイランで大変急速な成長を遂げている。

 

イランのミサイル防衛分野における成功は、国内の能力によって極みにいたっています。

この成果により、イランは、世界的なレベルで大きな役割を果たす国となりました。

これとともに、イランの重要な備蓄、地理、戦略の方面での成功により、敵はイランに対して敵意を抱くようになり、またイランは発展中の大国であると認識されています。

イランのミサイル

 

これに関して、イスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、5月9日、アメリカの各時代の体制責任者が、イスラム革命以後、常に汚い行動に出てきたことについて、次のように語りました。

「アメリカは、地域の一部の政権のように、ただ自分たちに従うばかりの下僕を望んでいるが、イスラム体制は、その体制とイラン国民の誇りを彼らに示している。このような偉大さや栄誉は、彼らにとって我慢のならないものだ」

 

 

ハーメネイー師は、アメリカの強い敵意の理由は、イスラム革命の勝利と、イスラム体制の構築、アメリカがイランに対して何もできないことだとして、次のように語りました。

 

「彼らは、現在の体制を消滅させ、再び、戦略的な位置と重要な天然資源を持つイランを支配しようとしている」

 

アメリカの核合意に対する現政権の政策は、イスラム体制に対するアメリカの敵意がより鮮明に伺えるものとなっています。

アメリカのトランプ大統領は、核合意の締結はイランだけが利益を得ることになり、イランは核とミサイルの分野の発展を遂げることになるとしました。

核合意に対するトランプ政権の敵意により、アメリカは、イランが強力になり、さまざまな分野での発展を遂げるのを許さないという態度を取っています。こうした中で、イランはイランでウラン濃縮が実現したとき、自国の核計画について世界の大国と対話しました。

イランの平和的な原子力の利用は、国内の技術により実現しており、大国の意志はこれについて何も関与することができません。トランプ大統領が核合意から離脱した現在も、多様な分野におけるイランの力強い発展が損なわれることはないでしょう。イランは国内の大きな可能性と、国産の技術により、発展を遂げ続けていくことになります。

この中で、アメリカの核合意離脱と同時に、イランの体制責任者は、このトランプ大統領の決定はイランの経済など、重要な事柄に支障をきたすことはないと表明しました。

イランがアメリカの意向に反して西アジアの戦略的な地域で独自の役割を果たしていること、そしてイランの地域諸国に対する影響力は、アメリカの核合意離脱に大いに関係しています。

 

イランの地域における防衛力と影響力は、イランの軍事的、政治的発展の2つの重要な指標として、技術的、医療的な成果とともに、効果的な役割を果たしています。トランプ大統領のイランに対する敵意は、この中で査定すべきであり、アメリカの追加制裁の行使も、イランの発展をとめる目的で、大統領令として指示されました。

アメリカが核合意に参加したときの手段は、核合意離脱においても使われました。アメリカ財務省は、5月10日、核合意離脱後における最初の行動で、イスラム革命防衛隊に協力しているという理由で、イラン国籍を持つ個人6人と3つの企業を制裁対象としました。この制裁は、アメリカがイランの国産のミサイル能力と、地域における有益な役割を攻撃対象としていることを示しました。

これに関して、ハーメネイー師は、アメリカがイランの防衛力と地域における影響力を口実にしていることと、トランプ大統領が数日前にペルシャ湾岸諸国に送った書簡に触れ、次のように強調しました。

「アメリカ大統領は、これらの国への書簡の中で、これをしろ、あれをするなと指図し、彼らはイスラム体制に対して、そのように行動しようとしているが、それは不可能である。なぜなら、イスラム体制は、ガージャール朝時代、そしてパフラヴィー朝時代の国家と国民の屈辱を、栄誉、独立、抵抗に変えており、国益を譲ることはないからだ」

 

 

アメリカのイランに対する敵意は、イランの近年の成功が核合意に関係なく、トランプ大統領の核合意離脱は、これが終わりではないことを示しています。イランは核技術の極みの中で、6カ国と核合意を締結しましたが、現在、アメリカの核合意離脱によって、イランの核技術は奪われることはありません。なぜならこれは、国産の技術だからです。

イランはいつでも、獲得した核技術を再度活用することができます。イスラム革命の40年間の経験は、独立をアイデンティティとする国は、決して発展と成功の意志を他国の意向によってあきらめることはない、ということを証明しました。この重要な原則により、自国の運命をアメリカなどの大国の政策に関連付けないことが、イランのイスラム体制に対するすべての敵意の理由なのです。

 

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