• イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「ヨーロッパが我々の要求への回答を怠れば、イランは核活動を再開する権利があるものと考える」と強調しました。

ハーメネイー師は、23日水曜、体制責任者を前に演説し、イランの国民とイスラム体制に対するアメリカの継続的で深い根本的な敵対に触れ、「最近の問題において、アメリカは必ず、敗北するだろう」と強調しました。

また、「アメリカの現大統領の運命は、ブッシュやレーガンといった過去の大統領の運命よりも良いものとはならず、彼らと同じように歴史に葬り去られるだろう」としました。

さらに、「核協議の当初から現在までのアメリカの対応は、総じて、イランはアメリカと協力できないという重要な経験をもたらしている。アメリカは取り決めを守らない」と語りました。

 

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

ハーメネイー師は、アメリカの核合意離脱は、国連安保理決議2231への違反だとし、ヨーロッパとの核合意継続に必要な条件を挙げ、「ヨーロッパは、アメリカを非難する決議を国連安保理に提出し、このようなアメリカの行動に抗議すべきだ」と述べました。

また、「イギリス、ドイツ、フランスのヨーロッパ3カ国の首脳は、イランのミサイルと地域における活動の問題を絶対に提起しないことを約束すべきだ」と強調しました。

さらに、戦略の深さを、イランの力の要素として挙げ、「イランの地域における存在と他国の人々のイランへの支持は、我々の戦略の深さであり、賢明な国が、このような力の要素を断念することはない」と語りました。

ハーメネイー師は、核合意継続に向けてヨーロッパが保障すべき事柄について、「アメリカが、イランの石油の売却を妨害した場合、ヨーロッパは、イランが要求する量の石油をイランから購入することを保障すべきだ」と強調しました。

 

体制責任者との会談

 

この他、ハーメネイー師は、イランとの銀行決済に関するヨーロッパの銀行の保障について語りました。

ハーメネイー師は、「イランは、ヨーロッパ3カ国と敵対していない。我々は、ヨーロッパのこれまでの態度により、ヨーロッパを信用していない。そのため、彼らは真の保障を与えるべきだ」と述べました。

さらに、イラン原子力庁の関係者に対し、停止している核活動を再開する用意を求めると共に、「今は濃縮度20%のウラン製造を開始しないが、核合意に意味がないと考えられ、必要になった場合、核合意によって停止していた活動を再開できるように準備を整えるべきだ」と語りました。

2018年05月24日15時49分
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