• イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、23日水曜、イランの体制責任者と会談し、イスラム体制に対するアメリカの根本的な敵対の理由を説明する重要な表明を行いました。

ハーメネイー師は、これについて、イランと西側の関係におけるいくつかの教訓的な経験に触れ、核合意を続けるためにヨーロッパが保障すべき事柄について語りました。また、核問題を巡るイランに対する世論操作の中で、ヨーロッパがアメリカに同調した過去に触れ、次のように語りました。

 

「我々はヨーロッパに敵対していない。だが、ヨーロッパ3カ国は、重要な局面で、アメリカに同調することを示してきた」

ハーメネイー師は、ヨーロッパがアメリカの対イラン制裁に対抗することが必要だとし、次のように述べました。

 

「すべての人は、イランが防衛力をはじめとする国力の要素から手を引くことはないことを知るべきだ」

ハーメネイー師のこの表明では、アメリカのイランに対する政策や核合意に関する問題について、重要な点が指摘されました。これについて最も重要なのは、アメリカが、イスラム革命の勝利当初からイランに敵対してきた理由や根本を確認することが必要だという点であり、この敵対は縮小するどころか、激しさを増し、複雑になっています。

ハーメネイー師は、この問題について説明する中で、いくつかの重要な経験を挙げ、アメリカの政府高官の発言の中で、「転覆」という表現が繰り返されていることに触れ、次のように語りました。

 

「この表現は目新しいものではない。アメリカの政府高官は、イスラム革命勝利の当初から、この言葉を使っていた。政権の転覆を追求していないと主張していた大統領でさえ、それを狙っていた。彼の目的も明らかになった」

 

ハーメネイー師が、近年の協議や核合意後の経験について語った事柄は、実際、核やミサイルは本来の問題ではなく、アメリカの深い敵対や反対は、イスラム体制に対するものだということを強調しています。アメリカのイランに対する敵対は、イランが地域に力強く存在していることにあります。なぜならそれは、アメリカが覇権を振るう道を妨げており、アメリカ、シオニスト政権イスラエル、サウジアラビアのトライアングルが、悪しき目的を達成するのを許さないからです。

ハーメネイー師はこれについて、地域におけるイランの力の要素に触れ、次のように強調しました。

 

「イランの地域における存在と、各国の国民によるイランへの支持は、イランの戦略の深さであり、賢明な国は、この力の要素を断念することはない」

これまでの経験が示しているように、アメリカの敵対の根本を分析する中で、楽観的な見方を持つべきではありません。アメリカの目的は、イランを地域や世界の危機に巻き込むことにあります。これらは、イスラム革命の勝利当初、イランイラク戦争やクーデターの計画によって経験されましたが、どれも失敗しています。

このような敵対の流れは、体制の内側からの転覆やソフトな戦争といった別のやり方で追求されましたが、それも実を結ぶことはありませんでした。さらにアメリカは、この40年、経済的な圧力という選択肢も捨てることはなく、イランに対する非難によって、目的を果たそうとしてきました。

 

アメリカの言語哲学者、チョムスキー氏

 

アメリカの言語哲学者、チョムスキー氏は、アメリカのイランに対する政策を分析する中で、次のように語っています。

 

「ISISをはじめとするテロ組織への支援は、アメリカの違反行為であるが、アメリカは、地域の情勢を悪化させているとしてイランを非難している」

明らかに、ハーメネイー師が語ったように、神の掟により、敵の敗北に疑いの余地はありません。また、アメリカのトランプ大統領の運命は、ブッシュやレーガンといった過去の大統領よりも良いものとはならないでしょう。そして、彼らと同じように、歴史に葬り去られるのです。

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2018年05月24日19時49分
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