• イランのローハーニー大統領とIAEA国際原子力機関の天野事務局長
    イランのローハーニー大統領とIAEA国際原子力機関の天野事務局長

イランのローハーニー大統領が、IAEA国際原子力機関の天野事務局長と会談し、「核合意の継続は、この合意のすべての関係国による取り決めのバランスにかかっている」と強調しました。

イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、ローハーニー大統領は、4日水曜、天野事務局長とウィーンで会談し、IAEAの本来の責務は、各国の核エネルギーの平和利用の権利を守ることだとし、「核合意はIAEAと外交にとって大きな成功だった。この成功の継続は、すべての関係国による取り決めのバランスにかかっている」と語りました。

さらに、アメリカの核合意離脱により、この合意はバランスを失ったとし、「このような状況の中で、残りの関係国は、このような行動に抵抗し、崩れたバランスを償う必要がある」と述べました。

また、イラン国民の核合意における権利が確保されなければ、イランが核合意に留まる理由はないと強調し、「イランの核活動は常に平和目的だが、IAEAとの協力レベルに関して決定を下すのはイランであり、イランとIAEAの協力の状況やレベルの変更の責任は、新たな状況を生み出した国々が背負うことになる」と語りました。

一方の天野事務局長もこの会談で、核合意は外交的、技術的な非常に大きな成果だとし、「IAEAは、イランの核活動の実態調査の中で、イランが完全に核合意の取り決めを遵守していることを何度も強調してきた」と述べました。

さらに、イランがこれまで、アメリカの核合意からの離脱に対して冷静に対応してきたことに感謝を述べました。

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2018年07月05日19時52分
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