• イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師政府閣僚と会談
    イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師政府閣僚と会談

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、15日日曜、イランの大統領、及び、政府閣僚と会談し、経済問題を克服するためのイランの能力を強調しました。

ハーメネイー師はこの会談で、ヨーロッパ訪問でのローハーニー大統領の態度は力強かったとし、次のように語りました。

「外国、特にアメリカに力を示すことは不可欠であり、それは適切な時期に、はっきりとした態度で行われるべきだ」

ハーメネイー師は再び、次のように語りました。

 

「ヨーロッパもまた、核合意に関して必要な保障を与えるべきだが、イランの経済が、この問題の影響を受け、遅れるようなことがあってはならない」

 

ハーメネイー師

 

アメリカ政府は、核合意が実施された当初から、核合意後のイランの経済的な利益を減らすための努力を開始しました。そして、トランプ政権の発足により、この妨害は激しさを増しました。トランプ大統領は、5月8日、アメリカが一方的に核合意から離脱し、対イラン制裁を復活させることを宣言しました。この行動は、政界や経済界からの批判を浴びています。

ブルームバーグはこれについて、次のように報告しました。

 

「アメリカ政府は、イランに対して前例のない経済的な圧力を行使しようとしている」

こうした中、EUは、「この制裁に抵抗するつもりであり、核合意を維持するための経済的な提案をイラン側に提出した」と強調しています。しかし、この行動は、イランを納得させることができませんでした。イランのローハーニー大統領は、フランスのマクロン大統領、及び、ドイツのメルケル首相と電話で会談し、核合意を維持するためのヨーロッパの提案は失望させるものだったとし、「EUに対するイランの期待は、明確な時期を定めた具体的な計画を提示することだ」と語りました。

明らかなのは、現在の状況の中で、イランの経済には2つの深刻な脅威が存在することです。一つ目は、アメリカとイスラム体制の敵が、イラン国民に対する経済戦争や制裁、心理的な圧力によって追求している悪しき目的です。このシナリオは、イランにとって目新しいものではありませんが、この流れを簡単に見過ごすべきではなく、この陰謀に真剣に対処する必要があるでしょう。

アメリカ大西洋評議会のバーバラ・スラヴィン氏は、次のように語っています。

 

「イランに対する強力なロビーが活動を開始している。こうした圧力の一つは、制裁の行使である。この流れは、イランの体制と国民に対する最大限の圧力である」

二つ目の脅威とは、内側からの弱体化です。それはハーメネイー師の表明の中ではっきりと指摘されました。ハーメネイー師はこれについて、最近の金や為替の問題に関する一部の機関や人物の違反を例に挙げ、「違反者がどのようなレベルであろうと対処すべきだ」と強調しました。

明らかに、イランは大きな可能性を有しており、その可能性を外交に沿って活用することが可能です。しかし、さまざまな問題を克服するには、経済問題のあらゆる側面に注目する必要があります。そのため、イランの経済に対する圧力という外側からの要素、つまり核合意と制裁の問題に注目するだけでは、経済問題の解決にはつながらないのです。

2018年07月16日20時07分
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