• ハーメネイー師とエルドアン大統領
    ハーメネイー師とエルドアン大統領

イスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、7日金曜、トルコのエルドアン大統領とその随行使節団と会談する中で、イスラム世界に最も必要なのは、イスラム諸国の関係がより緊密になり、ともに協力することだとしました。

ハーメネイー師は、「イランとトルコは、ともに地域の大国であり、このため、政治的、経済的な分野での両国の協力は、これまで以上に拡大されるべきだ」と語りました。

ハーメネイー師は、7日夜、ロシアのプーチン大統領とその随行使節団とも会談し、イランとロシアの協力は国際問題にも拡張すべきだと強調しました。また、プーチン大統領の核合意に対する見方は好意的だとして、「イランは核合意に関して、それが国と国民の栄誉となり、利益になるべきだという立場をとる」と述べました。さらに、「アメリカがイランに関して、ミサイル問題や地域問題を提示していても、彼らのイランとの問題は、それにとどまらない」としました。ハーメネイー師は「アメリカは40年間に渡り、イランのイスラム体制を根絶やしにしようとしているが、我々は、この時期、40倍以上もの発展をとげた。イスラム体制の抵抗とその成功は、アメリカのけん制におけるもうひとつの成功例だ」としました。

 

ハーメネイー師とプーチン大統領

 

両国の大統領との会談でのハーメネイー師の言葉は、地域の現在の必要性と機会、現状を示しています。しかし、地域の現状のように、今後を決めるこの緊迫した時期においては、この機会を活用するうえで、数カ国の協力が必要となります。

ISISなどのシリアのテロ組織との戦いでのロシア、トルコとの協力でのイランの経験、7日テヘランで行われたこの3カ国の首脳会合は、この調整の中に強い力が秘められており、その力を活用することで、多くの問題を克服し、共通の脅威や圧力に抵抗できるということを示しています。これに関して、注目に値する機会のひとつは、集団の安全保障や地域経済に対する脅威に対抗する上での、イランと、ロシア、トルコなどの近隣諸国の可能性の活用です。

 

イスラム革命最高指導者のハーメネイー師

 

ハーメネイー師は、アメリカによるイラン、ロシア、トルコに対する制裁は、この3カ国が協力を拡大する上での大変大きな共通点だとして、「イランとロシアは政治的、経済的な協力を拡大するとともに、今回テヘランで行われた会合の合意を真剣に実施するべきだ」と述べ、まさにこのポイントを強調しているのです。

また、「双方の間で互いに協力できる事柄のひとつは、アメリカへのけん制だ。アメリカは人類にとっての危険のひとつであり、アメリカをけん制することは可能だ」と述べています。

元アゼルバイジャン駐在イラン大使のパークアーイン氏は、地域問題や経済問題におけるイラン、ロシア、トルコの3カ国の協力の重要性を強調し、次のように述べました。

「イラン、ロシア、トルコの協力に関して肯定的なイメージを示すこのような会合は、地域協力の強化の良い知らせを伝えるものであり、アメリカの独善的なアプローチを脅かすことができる」

この観点から、両国の大統領との会談でのハーメネイー師の発言は、地域の政治、軍事、経済の分野において、見解を一致させる戦略と協力が重要であることを示しているのです。

 

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2018年09月08日19時53分
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