2019年03月22日14時06分
  • ハーメネイー師
    ハーメネイー師

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、「イラン核合意において、ヨーロッパ側が実行すべき義務と彼らの実際の行動の間には雲泥の差がある」と指摘し、「ヨーロッパは核合意に関して約束を破った」と批判しました。

ハーメネイー師はイラン暦新年が明けた21日木曜午後、イラン北東部の聖地マシュハドで、シーア派8代目イマーム・レザー霊廟の近隣の人々や巡礼者らの大群衆を前に年頭の演説を行いました。

ハーメネイー師は、「イランと6カ国の間で取り交わされた核合意に関して、アメリカがこの合意から離脱した後、ヨーロッパはアメリカに抵抗し、自らの取り決めを遵守し制裁を解除すべきであった。しかし、彼らはこれまでアメリカに何ら抵抗していない。彼らは常に、わが国に核合意に留まるよう勧告してきた。だが、自身は事実上核合意から離脱したに等しい。それは、わが国に対し新たな制裁を行使したからだ」と語りました。

また、イラン・ヨーロッパ間の特別金融ルートの設置問題に触れ、「西側諸国の同調への希望を捨てた」とし、「過去の歴史やこれまでの経験、今現在のヨーロッパ側の行動に見られる具体的な証拠、これらはヨーロッパ側の陰謀や背信、約束不履行を予想させこそすれ、支援や誠実さ、同調が期待できないことを裏付けている」と述べました。

さらに、「イラン暦の今年は機会の年である」とし、「もちろん、我々は経済戦争において敵を粉砕し、神の恵みにより今後も敵に打ち勝つだろう。だが、それだけでは十分ではなく、抑止力を生み出す必要がある」としました。

ハーメネイー師はまた、「敵は、イランの抑止力がより優位であることを認めている」とし、「わが国の抑止力は、各種の制裁のもとで得られたものである。経済問題においても、制裁という機会を利用してこの抑止力を獲得できる」と語りました。

加えて、「欧米を含む西側諸国における政策や権力は論理が欠如し、過剰な要求を突きつける専横なものである。西側諸国の政治家は外見のよさとは裏腹に、内面の点では野獣に等しい」と述べました。

そして、「サウジアラビア政府は、地域で最悪の政権である。専制的、独裁的、圧政的であり、外国に従属した腐敗政権だ」と指摘し、「西側諸国は、このような政権のために核の分野での可能性やミサイル製造センターを用意している。それは、サウジアラビア政府が彼らに従属しているからだ。もっとも、自分はサウジアラビア政府のための核・ミサイル拠点の製造に落胆してはいない。それは、これらの拠点がそう遠くない将来、神の恩寵によりイスラム戦士らの手に落ちる事になっているからだ」と語りました。

 

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