2019年03月26日19時56分
  • 安倍首相とラーリージャーニー国会議長
    安倍首相とラーリージャーニー国会議長

イラン暦の1397年におけるイランと日本の関係の最も重要な出来事として、複数の日本企業の石油制裁の免除、イランからのエネルギー資源の輸入継続、高等使節団の相互間往来、文化・政治・経済通商関連の各種会合の開催があげられます。

昨年1年間において、イランと日本は相互間の要人の往来や様々な分野での会合の開催により、相互関係の恒常的な発展の促進に成功しています。昨年は、日・イ外交関係成立90周年を迎えたことから、極めて重要な年とされ、両国の間で様々な行事やイベントが実施されました。

イランのジャハーンギーリー副大統領は、共同通信の特別インタビューにおいて、イラン核合意や原油輸出、両国関係、アメリカの一方的な行動への反対に関するイランの立場を説明しています。

昨年度末にも、イランのラーリージャーニー国会議長が代表団を率いて日本を訪問し、安倍首相や衆参両院議長、議員らと会談しました。双方はこれらの会談で石油・天然ガス、石油化学、工業、製薬、議会・政治面での関係強化を求めるとともに、地域の安全保障問題やテロ対策に関して協議しました。

昨年はまた、イランの政府・民間部門の様々な組織・機関の代表団が日本を訪問し、平和や安全保障、文化交流、若者同士の協力に関して意見交換が行われています。

このほかにも、イランの政府高官としてゴラーミー科学技術研究大臣が学術や教育分野での協力拡大、学生・研究者の交換の促進を目的に、日本を訪問しています。

 

イラン暦1397年の日・イ共同開催によるイベント・行事

日・イ外交関係樹立90周年を迎えることに注目し、両国は様々な分野に関する多数の会合を実施しました。それらの1つに、観光分野での日・イ協力に関する会合が挙げられます。

さらに昨年、イランと日本は自然環境分野での協力を拡大することで合意しました。

中川 雅治(なかがわ まさはる)環境相も、環境分野でのイランとの関係拡大を強調しています。

同年はまた、東京にて日本記者クラブにより、日本のメディアがイランへの理解を高めることを目的とした会合が開催されたほか、在日イラン大使館によるイラン・イスラム文明文化関連の会合も開かれました。

さらに、在日イラン文化センターにより、イランの文化・文明を紹介する雑誌が日本語で出版され、これは日本人がイランの現実を理解する大きな足がかりとなっています。

ほかにも、昨年の重要な出来事として、イラン側が日本で開催した、イスラムと神道における家庭の位置づけをテーマとした初の日・イ宗教対話の開催、イランのイスラム文化交流機構長官の訪日があげられ、これはイランに関心を持つ日本人の大きな歓迎を受けました。

ラフマーニーモヴァッヘド駐日イラン大使

 

新・駐日イラン大使の任命、及びイラン核合意に関する日本の立場

イラン暦の昨年には、ラフマーニーモヴァッヘド氏が新しい駐日イラン大使に任命されました。同大使は、日本の政府高官らとの会談の傍ら、秋葉 剛男(あきば たけお)外務事務次官とも会談しています。

秋葉次官は、イラン核合意を擁護するとともに、各国による国際合意の遵守を真剣に要求するとともに、イランの核合意遵守は評価に値するとし、両国の古くからの関係がこれまで以上に促進されるだろう、との見方を示しました。

また、日米による大規模な協議の結果、日本企業が石油関連の対イラン制裁の適用除外となり、今年の1月からこれらの企業がイランからの原油の輸入を開始しました。複数の統計によれば、日本が輸入する石油全体の5%をイラン産が占めているということです。両国間で特に注目された昨年の出来事としては、日本の製油所の対イラン協力の継続、イランからの原油輸入の続行、エネルギー輸入や両国関係の拡大に向けた、アメリカをめぐる問題の解消を目的とした協議の継続などを挙げることができます。

 

これらの事柄を総括すると、政府・議会、そして経済面での大きな関係もさることながら、イランと日本は古くから友好関係をはぐくんでいます。日本はこれまで常に、イランの市場と密接な関係を維持してきました。日本政府の講じた重要な措置の1つは、対イラン制裁を回避した核合意の追求であり、これにより各種の対イラン制裁は解除され、両国は迅速に投資契約を締結しました。この期間、日本の政府や企業内ではイランとの関係拡大に向けた真摯さが漲っており、日本の政府関係者は同国の多くの企業に対し、特に核合意成立・制裁解除の後、イラン市場への莫大な投資を奨励しています。

日本政府は、これまでに何度も、イラン市場における日本企業の進出が両国にとって極めて重要であり、両国間の通商拡大につながると強調しています。

 

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