• 最高指導者がイタリア首相と会談、「アメリカのテロ支援が問題の解決を妨げている」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、アメリカのテログループへの支援が、テロ問題の解決を妨げているとしました。

ハーメネイー師は、12日火曜、イタリアレンツィ首相とテヘランで会談し、「イランは、さまざまな分野、特に経済協力におけるイタリアとの関係拡大を歓迎する」と述べました。

ハーメネイー師は、イランとイタリアの良好な関係に触れ、「イタリアとの協力におけるイランの見方は、他の西側諸国への見方とは異なる肯定的なものだ」と述べました。

さらに、イランに押し付けられた制裁行使の時代、イタリアの行動は一部の西側諸国よりも論理的なものだったとし、「ヨーロッパの一部の政府や企業は、イランを訪問し、協議しているが、これらの協議の結果はこれまで具体的なものにはなっていない」としました。

また、テロとの戦いを、イランとイタリアの協力における別の問題として挙げ、「ヨーロッパの一部の国は、野蛮な一部のテログループをしばらくの間支援していた。現在、テロの危険はヨーロッパにまで及んでいる」と語りました。

ハーメネイー師は、テログループへのアメリカの資金や武器の援助が、テロ問題の解決を妨げているとし、「ISISなどのテログループにアメリカが支援を行っている正確な証拠が存在する。対ISIS連合を結成している現在も、アメリカの一部の機関は、別の形でISISに支援を行っている」と述べました。

さらに、「西側の政治家の支配下にある世界の大規模なプロパガンダ機関は、テロリストの行動を口実にイスラム排斥運動を始めている。裏側の政治的な陰謀が、文化的な闘争における作業を困難にしている」としました。

一方のレンツィ首相も、イランとの合意の実施に関するイタリアの決意に触れ、「核の合意により、イランに対する制裁は解除されるべきだ」と強調しました。

また、テロのヨーロッパへの拡大に触れ、テロを利用したイスラムのイメージの破壊に遺憾の意を示し、「さまざまな宗教は、平和、対話、人類の平和的共存を求めていることを証明すべきであり、このような見方を広める上での最高指導者の役割は、非常に重要なものだ」と語りました。

2016年04月13日17時46分
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