2018年07月25日21時07分
  • ドキュメンタリー映画「東洋人」
    ドキュメンタリー映画「東洋人」

イラン・日本国交樹立90周年を前に、イランと日本の政府関係者や思想家らの参加のもと、ドキュメンタリー映画「東洋人」(シャルギー)が東京で上映されました。

このドキュメンタリー映画は、日本の著名なイスラム学者で、コーランを日本語に翻訳した故・井筒俊彦氏の生涯と思想を描いたものです。

IRIB通信が、在日イラン文化参事官の話として伝えたところによりますと、マスウード・ターヘリー氏の制作によるこの映画の公開式典は、日本の著名な思想家や要人の列席のもと、24日火曜、在日イラン文化参事室により開催されました。

この映画の制作にあたっては、12カ国以上の著名な思想家102人とのインタビューが行われています。

https://www.youtube.com/watch?v=MtVsQbXnyD0&t=31s

今回の式典の最初にあたって、ディーヴサーラール在日イラン文化参事官が、日・イ国交樹立90周年記念とイランイスラム革命勝利40周年記念がちょうど同じ年に当たる事に触れ、「イランと日本は、それぞれ西アジアと東アジアの大国として、長い交流の歴史を持ち、常に奥深い友好関係を維持してきており、この2つの国の国民は、互いの文化に大きな関心を持ち続けてきている。こうした中で、日本のイスラム学者やイラン学者のエリート、有識者たち、さらにはイランの日本学者が果たした大きな役割が指摘されるべきであり、我々はこうした親密な関係が、これらの人々に負うところが大きいと考える」と述べました。

井筒俊彦氏は、日本のイスラム学者、哲学者であり、コーランを日本語に翻訳したとともに、イスラムや道教、仏教などの東洋の思想哲学にも特別な注目を寄せ、最終的にはアジア哲学という形で自らの哲学を提唱しました。

今回公開されたドキュメンタリー映画の多くは、井筒氏のこうした哲学の基盤の形成や、その批評に重点が置かれています。

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