カタールのアール・サーニー外務大臣が、「カタール政府は、ペルシャ湾岸諸国との問題について協議を行う用意があるが、一部の要求は理にかなっていない」と語りました。

カタールとの国交を断絶したサウジアラビアとその同盟国は、関係の正常化に向けた条件として、13項目のリストをカタール側に提示しました。

アルアーラムチャンネルによりますと、アール・サーニー外相は、このことを明らかにし、「先週、提示された要請のリストには、非現実的なために決して実行できない項目が含まれている」と述べました。

サウジアラビアとその同盟国がカタール側に要求した最も重要な条件には、イランやレバノンのシーア派組織ヒズボッラーとの関係の断絶、アルジャジーラテレビの完全な閉鎖、トルコ軍基地の撤収があります。

アール・サーニー外相は、「カタールは、ISIS,アルカイダ、ヒズボッラーとの関係を絶つことはできない。なぜなら彼らと関係を有していないからだ。また、イランのイスラム革命防衛隊のメンバーを国外に追放することもできない。なぜなら、そのメンバーはカタールにはいないからだ」と語りました。

さらに、「これらの問題に注目し、カタールは、この問題について期限が設けられたのは、好ましい形での問題解決を目指すためではなく、カタールに圧力をかけ、主権を譲らせるためだという結論に達した」と強調しました。

サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦、バーレーンは、今月5日、カタールとの国交断絶を発表し、テロ組織を支援しているとしてカタールを非難しました。

 

2017年06月30日18時34分
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