• 化学兵器
    化学兵器

シリア政府が化学兵器を使用したとする国連人権理事会の調査委員会の主張に対して、シリア政府が、そのような化学兵器は保有していないという回答を示しました。

在ジュネーブ国際連合シリア政府代表部のアーラー公使は、8日、国連人権理事会の議長に宛てたメッセージで、シリア政府は化学兵器を保有していないとしました。また、化学兵器の使用は犯罪だとして、国際調査委員会の逸脱した行為に対する、シリア政府のくり返しの警告にもかかわらず、この調査委員会は偽りの疑惑により、シリアへの反対を続けていると述べました。

シリアに対する偽りの主張と、調査委員会と国連関連機関の同調の目的は、テロ組織がシリアで完全な敗北を喫することがないよう、化学兵器の使用を拡大する下地を作るための吹き込みにあります。テロ組織ISISの目的とは、大規模な化学兵器の使用により、完全な敗北を防ぎ、シリアの人々を屈服するために、彼らの中に更なる恐怖を植え付けることにあります。これに関して、シリアの軍事・戦略問題の専門家、ジャファー氏は次のように語っています。

シリアの政府軍に対する最近の疑惑は、テロ組織が政治的、軍事的な2つの目的を達成するために投げかけられている。

このような状況において、西側、あるいはサウジアラビアなどの一部のアラブ諸国のテロ支援国はテロリストに対する全面的な支援をやめることができず、これらの国によってテロ組織は簡単に化学兵器を手に入れることができています。この中で、シリアのテロ組織の支援者は、シリアにおける真の姿を捻じ曲げて見せようとしています。この行動により、化学兵器禁止機関ですらも、数カ国の影響力行使により、シリア政府に反対する決定や吹込みを行っています。

シリア政府はここ近年、国連安保理決議により、化学物質を化学兵器禁止機関に引き渡しており、国連も、この分野におけるシリアとの協力を認めています。ロシアの軍事アナリスト、デミトリ・バビチ氏は次のように強調しています。

「シリアは、化学兵器をまったく保有しておらず、シリアに対する嫌疑は、全面的な陰謀によるものだとすることができる。化学兵器禁止機関は2013年に、シリアの化学兵器の完全な廃棄によって、ノーベル平和賞を受賞した」

シリア危機に関与する国連付属機関など、国際機関の矛盾した言動は、これらの機関が西側の吹き込みの影響を受けていることを示しています。国際情勢はパワーバランスがシリアの体制側に傾いていること、シリア軍と義勇軍がテロリストに対して勝利していること、シリアに対する陰謀や吹き込みがより危険な形になっていることを証明しています。

2017年09月09日19時27分
コメント