• ザリーフ外務大臣、国連のグテーレス事務総長
    ザリーフ外務大臣、国連のグテーレス事務総長

イランのザリーフ外務大臣が、国連のグテーレス事務総長に宛てた書簡において、「イエメンの状況はサウジアラビアによる侵略と全面的な封鎖により、懸念すべき深刻な状況にある」としました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ大臣は13日月曜、この書簡において、「2年半以上にわたるサウジアラビアのイエメン攻撃の結果、特に女性や子どもを初めとする罪のない多数の人々の命が奪われ、病院や学校、道路、食品産業、発電所などイエメンの民間施設や都市インフラが破壊され、イエメンの人々が最も基本的なニーズを確保できないでいる」と語っています。

また、「サウジアラビアによるイエメンの封鎖が原因で、同国では人道上の危機がさらに悪化している」とし、国際社会に対してより効果のある決定的な方法でイエメン危機に取り組み、この無意味な戦争を終結させるよう求めています。

さらに、「イランは常に、イエメン危機の解決策は、政治的な方法、そして他国の干渉を抜きにした、全ての関係勢力の参加による包括的な政府の結成しかない、と表明している」と述べました。

イエメン

サウジアラビアは、アメリカの支援を得て2015年3月から、イエメンのハーディ元大統領を政権に復権させる目的で、同国への軍事攻撃を開始し、全面的に封鎖しています。

しかし、この軍事攻撃の結果、1万3000人のイエメン人が死亡、数万人が負傷し、さらに数百万人が難民化し、同国のインフラが破壊されています。

サウジアラビアの軍事攻撃により、イエメンは食料や医薬品の深刻な不足の事態に瀕するとともに、同国ではコレラが蔓延しています。

2017年11月14日17時34分
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