• 聖地ベイトルモガッダス
    聖地ベイトルモガッダス

世界各国の政府や機関、政治家の多くが、在イスラエル・アメリカ大使館を現在のテルアビブから、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムに移転する事に反対を表明しました。

在テルアビブアメリカ大使館

国連のグテーレス事務総長は、「アメリカ大使館をテルアビブからエルサレムに移転させることは、パレスチナの独立国家樹立の問題の解決に水を差すことになる」と語っています。

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表も、ベルギー・ブリュッセルでアメリカのティラーソン国務長官と会談した際、「エルサレムをイスラエルの首都として正式に認め、この地にアメリカ大使館を移転させることは、非常に危険な行為となり、中東の紛争をより深刻な問題にする可能性がある」と述べました。

聖地ベイトルモガッダス

アラブ連盟も、特別会合を開催し、アメリカ大使館のベイトルモガッダスへの移転に反対を表明しました。

アメリカがベイトルモガッダスをシオニスト政権の首都として正式に承認する可能性に反発する動きが続くなか、エジプトのアズハル大学は、アメリカ政府のこの決定がもたらす悪影響について警告し、声明の中で、「ベイトルモガッダスの宗教的な地位を貶め、この聖地を侵略する行動は全て、世界平和を脅かす行為と見なされる」と表明しています。

聖地ベイトルモガッダス

フランスのマクロン大統領も、アメリカのトランプ大統領と電話会談し、アメリカが今後決断すると思われるこの行動に懸念を示しました。

アメリカ・ホワイトハウスはこれ以前にも、「トランプ大統領は4日月曜、在イスラエル大使館をテルアビブからエルサレムに移転する大統領令に署名し、6日水曜にもエルサレムをイスラエルの首都として正式に承認する旨を発表するだろう」と表明しています。

聖地ベイトルモガッダス

アメリカ・ホワイトハウスは、世界規模での批判を受けて、アメリカ大使館のベイトルモガッダス移転の件についてはまだ最終的に決定していないと表明しました。

イスラエルの首脳陣も、同政権の友好国に対し、これまでに何度も大使館をテルアビブからベイトルモガッダスに移転させるよう求めていますが、これらの国は国際世論の反発への恐れから、これまで、これらの国はベイトルモガッダスへの大使館移転を控えています。

聖地ベイトルモガッダス

アメリカ上院のサンダース議員を初めとする同国の政治家の大半も、今回のトランプ政権の決定を批判しました。

トランプ大統領は、昨年の大統領選挙運動中、そしてその後も数回にわたり、イスラエルのネタニヤフ首相に対し、アメリカ大使館のベイトルモガッダスへの移転を約束しています。

2017年12月06日20時24分
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