• シリア民主勢力
    シリア民主勢力

シリアのミクダード外務次官が、「アメリカは、シリア民主勢力という名の新たなテロ組織を支援している」と語っています。 ミクダード外務次官は、アルアーラムチャンネルのインタビューで、「シリア民主勢力は、アメリカのために活動し、シリア北東部で、この国の政府と国民に対する暴動を起こしている」と語りました。

シリアのミクダード外務次官

 

アメリカ政府は、自分たちとシオニスト政権イスラエルの覇権主義的な利益を確保するため、シリアの危機を長期化させようとしています。この数十年の地域情勢は、アメリカが直接、軍事的な介入を行ってきた場所では、すべてが消滅し、アメリカの占領下にあった地域から、破壊的なグループが誕生してきたことを示しています。

アメリカは、ISIS後も、シリアとイラクの軍事駐留を続けようとしています。アメリカの政府高官は、ISISの敗北にもかかわらず、アメリカ軍をこの2つの国から撤退させるつもりはないと発表しました。このような中、対ISIS有志連合軍は、シリア北東部に、ISISの残党勢力とその他のグループのテロリストによる新たな武装グループを結成しようとしています。

シリア軍

 

アメリカは、ISISの消滅を望んでいませんでした。それどころか、彼らの望みは、ISISが地域に存続することであり、それは、地域の独立体制に圧力を行使するための道具、軍事駐留を行うための口実にするためです。シリアとイラクのISISの終わりが宣言された今、アメリカは、新たなシナリオを作成しています。

彼らはまず、ISISの掃討の継続を口実に、イラクやシリアでの軍事駐留を維持しようとしています。この1、2年で彼らの違法な駐留は大幅に増加しています。

一方で、彼らはISISの代わりに新たな勢力を大規模な形で組織化し、訓練し、武装化しています。そうすることで、その勢力を、テロの性質を持つアメリカのための武装勢力に変えようとしています。

中東問題の専門家であるハージー氏は、「時の経過の中で、ISISはあらゆる可能性を用いたが、ソフトとハードの面で敗北を喫し、地域で新たなシナリオを作ることが不可能になった」と強調しました。また同時に、「アメリカは、ISIS後の時代に、新た形のISISを作り、披露する可能性がある」と警告しています。

ロンドンに住むレバノン人の中東問題専門家、ファワズ・ゲルゲス氏は、トランプ大統領が行っていることは、ISISの復活につながると警告しています。

アメリカのクリントン元国務長官

 

ISISをはじめとする重要なテロ組織が、アメリカ自身によって作られたことを示す数多くの証拠が存在します。アメリカのクリントン元国務長官は、「困難な選択」という著書の中で、「我々自身がISISを作り出した」とはっきりと認めています。

アメリカ対ISIS連合軍の行動は、シリアを弱め、そのインフラを完全に破壊し、テロリストに対する抵抗勢力の動きを阻止するために、シリアの人々の間に恐怖を植え付けること以外の目的を持っていません。注目に値するのは、アメリカ主導の対ISIS連合軍の行動が、テロとの戦いを追求したものではなく、自分たちの目的のためにテロ組織を管轄するためだけのもので、実際、テロ対策には何の効果も及ぼしていないことです。対ISIS有志連合軍の行動や目的は、シリアを破壊する上でのテロ組織の役割を完成させ、シリアの危機や紛争を長期化するものであり、これは、彼らの利己的で疑わしい動きの拡大に対する懸念を高めています。

2017年12月21日21時49分
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