• ローハーニー大統領とアサド大統領
    ローハーニー大統領とアサド大統領

アメリカ、イギリス、フランスによるシリアへの空爆を受け、イランのローハーニー大統領は、シリアのアサド大統領と電話で連絡を取り、「イランはシリアの国民と政府の傍らにいる」と強調しました。

ローハーニー大統領は、「アメリカ、イギリス、フランスのシリア攻撃は、シリアの政府と国民の主権や領土への明らかな侵害であり、国際法規への違反、明らかな犯罪に相当する」と語りました。この攻撃は、14日土曜、何の証拠も提示せずに、シリア政府軍がドゥーマに対して化学兵器を使用したとする非難を受けて行われました。こうした中、果たしてこのような行動によって、地域の力のバランスを変更することができるのでしょうか?

ニューヨークタイムズは、これについて次のように記しました。

「アメリカのトランプ大統領によるシリア攻撃を巡る騒動は、完全に限定的な攻撃に終わった。これは、西側諸国の当局が世論に植え付けた期待に応えるものではなく、戦闘の場に関しても、具体的な影響があるわけではない」

 

トランプ大統領

 

CNNは次のように伝えました。

「今回の攻撃は、象徴的なものであるようだ」

この20年、西アジアでは、今回のような動きが繰り返されてきました。しかし、注目に値する重要な事柄は、状況が、干渉的な大国の弱点を明らかにし、地域の人々の抵抗力を強める方向に変化していることです。現在の大きな勝利は、東グータ地区からのテロリストの掃討です。この勝利は非常に重要であり、アメリカ、サウジアラビア、シオニスト政権イスラエルに強い懸念を抱かせています。

明らかに、抵抗勢力を弱めるため、サウジアラビアの資金を使って行われたアメリカの政策は、失敗しており、アメリカは、地域における軍事駐留の継続をためらってさえいます。さまざまな状況から分かることは、この駐留の継続は、アメリカが、地域への干渉によって、サウジアラビアなどの国から受け取れる利益に、直接、関係している、ということです。

アラブ世界の専門家であるハーニーザーデ氏は、これについて次のように語っています。

「サウジアラビアのムハンマド皇太子は、最近、アメリカ、イギリス、フランスの3カ国を訪問した際、これらの国に数百億ドルの賄賂を渡し、トランプ大統領にシリア攻撃を奨励させた」

 

 

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、14日土曜、イスラムの預言者ムハンマドの召命日に行った演説の中で、次のように語りました。

「アメリカの現在の大統領は選挙戦の中で、サウジアラビアを搾取の対象だと語ったが、サウジアラビアのようなイスラム教国にとって、さんざん資金を提供しながら、このように呼ばれる、それ以上の屈辱はない」

現在、アメリカ、サウジアラビア、シオニスト政権イスラエルのテロ支援により、地域の情勢を悪化させるプロジェクトは失敗しています。これにより、サウジアラビアの夢は悪夢に変わりました。アメリカとシオニスト政権も、彼らにとって非常に代償の大きな戦争を開始しています。この戦争の代償は、サウジアラビアが支払う資金だけに限られません。今回の攻撃は、国際法への明らかな違反を意味するものなのです。

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2018年04月15日18時36分
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