• 石油の生産業
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イラクが、「OPEC石油輸出国機構とそれ以外の産油国により昨年設定された産油枠以上に原油を生産している」として、一部の産油国を批判しました。

フランス通信が、イラクの首都バグダッドから伝えたところによりますと、イラクのルアイビ石油大臣は、声明を発表し、「OPECの加盟国およびそれ以外の産油国は、設定された産油枠を守っておらず、原油価格は望ましい水準に達していない」と語っています。

また、「原油が統一された適正な価格となるためには、昨年の初めから実施されている産油枠引き下げ合意を、より多くの産油国が遵守し、支持する事が必要だ」と述べました。

この合意により、OPECと、ロシアなどのOPEC外の産油国は原油の供給量を削減するため、世界市場での原油価格の再上昇に向けた努力の一環として、産油量を制限することになっています。

しかし、ロシア・インターファクス通信の報道によれば、世界3大産油国の1つであるロシアは今月、同国の大して定められた日量1095万バレルの産油枠以上に原油を生産しています。

ルアイビ大臣によれば、イラクの産油量は現在、日量432万5000バレルとされています。

イラクは、自国の経済面での再建を目的に、定期的に原油の値上げを求めています。

しかし、ルアイビ大臣は11日月曜、記者団に対し、「イラクは、原油価格の安定を求めている。わが国は30年前から現在まで、戦争に巻き込まれ、緊急の復興再建を必要としている」としました。

また、OPECの決定内容を尊重するとし、「OPECとそれ以外の産油国をあわせた24カ国は、現在の合意の今後に関して、今月22日にオーストリア・ウィーンで行われる会合で協議すべきであり、その主要な議題は市場の安定である」と語っています。

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2018年06月12日20時02分
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