• シリアにおけるロシア軍隊
    シリアにおけるロシア軍隊

ロシアは、シリア政府の要請を受け、テロ組織との戦いのために、2015年9月から、シリアで大規模な軍事駐留を行っています。

ラタキアにある空軍基地には、シリアで作戦を行うロシア軍の戦闘機が配備されています。こうした中、シオニスト政権イスラエルは、心理戦と政治協議により、イランのシリア駐留に対するロシアの立場に影響を及ぼし、ロシアを自分たちの要求に同調させようとしてきました。しかし、こうした努力の失敗により、シオニスト政権は、イランやレバノンのシーア派組織ヒズボッラーに関連していると主張する、シリアの戦士や設備への攻撃を拡大しています。

最近では、シオニスト政権の戦闘機が、ラタキアで17日月曜夜、ロシアの軍用機の飛行を悪用してある標的を攻撃しました。これを受け、シリア空軍が誤ってロシア軍機を撃墜しました。これにより、ロシアはシオニスト政権に強い憤りを示しました。

ロシア国防省のコナシェンコフ報道官は、これについて、「イスラエルはF16戦闘機の作戦のわずか1分前にロシアにラタキアへの攻撃を伝えてきた」と語りました。コナシェンコフ報道官は、「シオニスト政権のパイロットは、ロシア軍機を盾のようにし、シリア空軍の攻撃に晒した」としています。

シオニスト政権のラタキアに対するミサイル攻撃は、フランスの協力によって行われました。ロシアのショイグ国防大臣は次のように語っています。

「イスラエルの挑発的な行動は、ロシアとイスラエルの協力の精神に完全に矛盾しており、そのためロシアはそれを敵対行動と見なし、それに応じる権利があるものと見なす」

ロシアは現在、シリア問題に関して、シオニスト政権がロシアを利用しようとしていることに気づいています。ロシアは、イスラエルの空爆に反応を示さなければ、事実上、シリアにおけるイランとイスラエルの対立に対し、中立な立場を取ったことになり、イスラエルもシリアに駐留するロシア軍やその軍備に対して被害を及ぼさないだろうと考えていました。しかし、現在、シオニストは、両国の関係に価値を置いておらず、自分たちの目的のためなら、ロシアを容易に犠牲にすることが明らかになりました。

ショイグ国防相は、これについて次のように語りました。

「これまで繰り返し、イスラエルに対して、ロシアの兵士の安全を危険にさらすため、シリアへの空爆をやめるよう求めてきた」

 

シリアにおける攻撃

 

ロシア外務省は、シオニスト政権の関係者とモスクワで会談した後、「ロシア政府は、シリアに駐留する兵士の安全を守るために必要なあらゆる措置を講じる」と発表しました。ロシアのプーチン大統領も、シリアにおけるロシア軍機の撃墜を受け、このように語りました。

「この事件を、トルコによるロシア軍機の撃墜と比較することはできない。今回の撃墜に関する私の立場は、国防省の立場と同じである。この事件を真剣に分析する必要がある。ロシアの対応は、シリアにおけるロシア軍兵士の安全レベルを高めるものになるだろう」

明らかに、今回の事件は、ロシアとイスラエルのシリア問題を巡る関係の新たな幕開けと見なすべきでしょう。ロシアは現在、彼らのこれまでの政策により、シオニスト政権はますます大胆になっており、シリアに対するシオニスト政権の敵対的な行動に対して、強い反応を示すべきだということに気づいています。この出来事は、シオニスト政権が、侵略的な性質を持っていること、ロシアとの関係や取り決めを重視していないことを示しているのです。

 

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2018年09月19日20時20分
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