• イスラエルの犯罪が始まった1948年5月14日

パレスチナ統計センターは、パレスチナ占領から68周年に際し、パレスチナ占領地の内外で、412万人のパレスチナ人が難民となり、祖国を追われているとしました。

エマーディ解説員

パレスチナ人は、5月14日をナクバ・大災厄の日と呼んでいます。1948年のこの日、パレスチナがシオニストによって占領され、西アジアにシオニスト政権イスラエルというがん細胞が出現しました。この出来事は、パレスチナの虐げられた人々の様々な問題の始まりとなっただけでなく、情勢不安や戦争の元凶となりました。

1948年以来、西アジアで起こった戦争はすべて、イスラエルによって始められるか、あるいはイスラエルが関与したものです。全ての戦争は、たとえシオニスト政権が直接、関わっていなくても、この政権に何らかの影響がありました。

イスラエルの戦争や戦争政策は、どの国よりもまず、パレスチナに影響を及ぼしています。イスラエルは、パレスチナ領土の大部分を占領し、412万人のパレスチナ人を難民にしました。国際法では、一国の国民の領土の占領とその住民の追放は、国際刑事裁判所の規定にある3つの明らかな犯罪、つまり、人類に対する犯罪、平和に対する犯罪、戦争犯罪に相当します。

イスラエルの犯罪に関する統計がそれをはっきりと物語っています。774の町や村の占領、531の町や村の破壊、70を超えるパレスチナ人に対する殺害と犯罪、1万5000人以上のパレスチナ人の殉教者と412万人の難民。これがイスラエルの犯罪の統計です。

この統計は、過去68年間のものですが、パレスチナ人の闘争は終わっていません。その最たる例が、最近の聖地の抵抗運動・インティファーダです。聖地のインティファーダは8ヶ月続いており、これまでに少なくとも215人が殉教、数千人が負傷しています。このイスラエルの犯罪は、アメリカをはじめとする人権擁護を主張する国々やアラブ諸国の直接の支援を受けて行われています。

来年の5月14日にも、新しい統計によって、パレスチナ被占領地でイスラエルが行った犯罪が明らかにされるでしょう。シオニスト政権の犯罪に対する人権を主張する国々の支援、平和的な共存、そして最近ではアラブ諸国の協力、これらが続く限り、シオニスト政権の犯罪に関する統計に大きな変化は生まれないでしょう。

2016年05月17日20時33分
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