• 米政治アナリスト、「大統領選の候補者が互いを腐敗行為として非難」

アメリカの政府アナリスト、キース・プレストン氏が、「今年のアメリカ大統領選挙における民主、共和両党からの候補者らはいずれも、互いに相手の腐敗行為を批判することで実際真実を述べている」と語りました。

インターネットサイト、attack the system.comの編集長を務めるプレストン氏は、プレスTVのインタビューで、民主党のクリントン候補が過去長期間にわたる金融汚職の経歴を有すると強調し、「共和党のトランプ候補は、最近の演説でクリントン候補を非難することで、実際、金融汚職問題を自分のためになる口実にしている」と述べています。また、「ヒラリー・クリントン氏と夫のビル・クリントン氏は、自らの私的な利益のために、政府の可能性を利用しており、トランプ候補がこの問題をクローズアップしようとしていることは完全に理解できるものだ」としました。

トランプ氏は、過去に金融汚職の前例があることから、クリントン氏を背信者として示そうとしています。

トランプ氏はこれ以前にもたびたび、ヒラリー氏のメール問題やビル氏によるFBIに指名手配されているビジネスマンの恩赦を初めとした、クリントン夫妻の不祥事を指摘しています。

こうした中、アメリカの新聞ニュ-ヨークタイムズは、トランプ氏が1995年の税金申告書において9億1600万ドルの損害を受けたとし、不動産機関の資本家に有利な税法の庇護により、1年6ヶ月にわたって所得税の納税を回避するためにこうした損害を悪用したと報じています。

プレストン氏はまた、「今度のアメリカ大統領選挙は、極めて興味深いものとなると思われる。それは、2人の候補者のいずれもが金融汚職を疑われていながら、互いに相手を批判し、汚職や背信行為の罪のなすりあいをしており、しかも2人とも正論を述べているからだ」と語りました。

2016年10月02日20時35分
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