2017年01月06日18時06分
  • フィリピン外務次官、「次期ASEAN首脳会議で国際仲裁裁判所の法的判断は扱われない」

フィリピンのエンリケ・マナロ外務次官が、「南シナ海に関する中国の立場を否定した国際仲裁裁判所の法的判断が、ASEAN東南アジア諸国連合の次期首脳会議で扱われる予定はない」と語りました。

イルナー通信によりますと、マナロ外務次官は5日木曜、ASEAN加盟国10カ国は次期会合で、対立を抱える海域の緊張緩和に向けた行動の枠組みを完成させるとしました。

中国とASEAN10カ国は2002年、カンボジア・プノンペンで締結した南シナ海行動宣言により、衝突の防止のための、基本的な行動の枠組みを築きました。

この南シナ海行動宣言では、国際法規を遵守し、協議を通じた平和的な対立の解決を行うことが合意されています。

フィリピンのドゥテルテ大統領は最近、中国との衝突の回避を追求しており、南シナ海に関して、国際仲裁裁判所の法的判断により、中国に圧力を行使する必要はないと強調しました。

国際仲裁裁判所はフィリピンの要請で、中国の南シナ海における領有権の問題を審理し、フィリピンに有利な法的判断を出しました。

ブルネイ、マレーシア、フィリピン、台湾、ベトナムは中国と一部の南シナ海の領有権をめぐり、対立しています。

タグ

コメント