• 中国が、インドとの国境に戦車を配備

中国が、インドとの国境に近いチベット自治区に戦車を配備しました。

中国のテレビによりますと、中国はチベット自治区に戦車を配備することにより、地域におけるインド軍の増強と、インドの勢力拡大を阻止しようとしています。

インドと中国はいずれも、互いの領土の様々な地域の領有権をめぐり、自らの見解を主張しています。

インドの実効支配下にある同国北東部アルナチャル・プラデーシュ州は、インドと中国の国境紛争地帯であり、中国側は、蔵南地区と呼ぶ同州の大半の領有権を主張しています。両国はこれまで20年以上にわたり協議してきましたが、今なお国境紛争の解決に成功しておらず、1962年にはこの地域の領有権をめぐる衝突も発生しています。

アルナチャル・プラデーシュ州はには、チベット自治区の3つの区域が含まれており、現在はインドが実効支配していますが、中国はこれまでに何度もこれらの地域の領有権を主張しています。

チベット自治区は、現在亡命中のチベット仏教の最高指導者ダライ・ラマによる中国からの分離独立運動により、中国政府が常に目を光らせています。

こうした対立にもかかわらず、中国はインドにとって最大の貿易相手国であり、両国の年間貿易額は700億ドルに上るとみられています。

2017年06月14日18時53分
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