• ヨーロッパ諸国の首脳、核合意の遵守を強調

EUに加盟する28カ国の首脳が、アメリカのトランプ大統領の見解に反し、イランとの核合意を支持する意向を示しました。

AP通信によりますと、EUのプレーベン大統領報道官は、19日木曜、ツイッターで、EU諸国の首脳はブリュッセルの欧州評議会の会合で、核合意を遵守する決意を示すことで合意したと語りました。

同報道官は、「首脳会合の最終声明では、イランに関する項目が変更なく採択された」としました。

この声明では、「欧州評議会は、イランとの核合意を完全に遵守することを改めて強調する」とされています。

トランプ大統領は、今月13日、IAEA国際原子力機関がこれまで8回、イランの核合意の遵守を認めたにもかかわらず、イランに対するアメリカの新戦略を発表し、イランの核合意遵守を認めないとしました。

EUのモゲリーニ外務・安全保障政策上級代表は、19日、欧州評議会の会合の後、記者会見で、「核合意はEUや地域の安全保障上の重要な利益となるものであり、我々は、すべての関係国によるその完全な実施を決意している」と強調しました。

IAEAは、これまでに核合意に関して発表した8度のすべての報告の中で、イランの核合意遵守を認めています。

ヨーロッパ諸国も、イランの核合意の遵守を認め、「この国際合意は成功であり、維持されるべきだ」と強調しています。

こうした中、トランプ大統領は、核合意の離脱を示唆しており、このような立場に対し、ヨーロッパをはじめとする国際社会から強い反発を浴びています。

2017年10月20日19時01分
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