• 南北朝鮮の旗
    南北朝鮮の旗

韓国のメディアが、この国の政府当局の話として、「4月末に南北軍事境界線にあるパンムンジョムで、南北朝鮮の歴史的な首脳会談が行われる」と発表しました。

この会談は、パンムンジョムで開催される予定です。この合意は、最近の韓国代表団の北朝鮮訪問の中で成立したようです。

このような流れは、南北朝鮮が、ピョンチャン冬季オリンピックによって生まれた雰囲気を、緊張緩和と関係正常化に向けてうまく活用していることを示しています。このことは、韓国にとって、2つの点から注目に値します。

まず、韓国のムンジェイン大統領は、南北朝鮮の緊張緩和に向けて歩むと約束しています。

第二に、韓国は、北朝鮮との対話の雰囲気を維持することで、アメリカと北朝鮮の間の、朝鮮半島の核・ミサイルに関係する問題の解決に向けて努力していきたいと考えています。なぜなら、中国もこれまで何度か強調しているように、韓国政府は、北朝鮮の核・ミサイル問題は、北朝鮮とアメリカの対話によってのみ、解決できることをよく知っており、韓国政府は、両国の対話の下地を整えることができるからです。

テヘラン駐在のキム韓国大使は次のように語っています。

「朝鮮半島の緊張は、60年以上続いている。これまでのところ、その緊張をある一定のレベルに保ち、真の暴力が起こるのを防ぎ、外交手段に訴えることができている。外交手段は、今後も、韓国のアプローチの基盤であり続ける」

 

テヘラン駐在のキム韓国大使

 

朝鮮半島危機の70年以上の経験が示しているのは、朝鮮半島の危機の唯一の解決法は、双方が態度を軟化させ、対話を行うことだということです。そのため、中国は、地域諸国、特に韓国は、朝鮮半島の問題をアメリカの利益や目的と結びつけるべきではなく、計画や目的に沿って、北朝鮮との協力を続けるべきだという立場を取っています。なぜなら、最大の被害を蒙るのは、韓国だからです。

ロシアの政治問題の専門家、プシュコフ氏は次のように語っています。

「朝鮮半島で戦争が起こった場合、韓国という国やこの国の首都であるソウルは深刻な危険にさらされる。韓国にあるアメリカ軍基地が北朝鮮の真の狙いになる。韓国の原発は破壊され、放射能漏れの危険が存在する」

いずれにせよ、「北朝鮮のミサイルや核兵器は、韓国に対して使用されない」とした北朝鮮のキムジョンウン朝鮮労働党委員長の最近の発言は、韓国にある程度の安心感を与えることになりました。とはいえ、南北朝鮮の緊張緩和に向けた対話の継続へのアメリカの懸念は、南北の統一に向かう動きであり、それはアメリカや日本にとって、好ましいことではありません。そのため、日本外務省は、朝鮮半島の情勢への南北首脳会談の肯定的な影響について懸念を表明しているのです。

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2018年03月07日21時24分
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