• アジア市場で原油価格の上昇
    アジア市場で原油価格の上昇

アジアの石油市場で、アメリカ産軽油WTI・ウェスト・テキサス・インターミディエイトと、北海ブレントが値上がりしました。

フランス通信が、シンガポールから伝えたところによりますと、17日火曜のWTIの5月渡し分は、前日より30セント値上がりし、66ドル52セントに達しました。

また、北海ブレントの6月渡し分も、前日より23セント上昇し、1バレル71ドル65セントとなっています。

アメリカ、イギリス、フランスによるシリア攻撃の後、世界市場では原油価格が高騰しましたが、ヨーロッパ諸国はシリアの軍事攻撃があくまで限定的なものであると発表したこと受け、原油価格は再び落ち着いています。

一方で、石油問題の専門家やアナリストは、石油をめぐる問題は依然として危機的な状態にあるとしています。

これについて、為替サービス企業 OANDAのステファン・イネス氏は、原油の生産と輸出をかく乱する潜在的な因子は、数多く存在しており、世界市場での原油価格の上昇の流れが近く頭打ちとなるであろうことを示す兆候は、わずかながら存在する」と語りました。

OPEC石油輸出国機構と、ロシアなどのOPEC外の加盟国による産油枠の引き下げ合意も、原油の値上がりに影響しています。

専門家や、石油市場への投資家は現在、アメリカ・エネルギー情報機関による、同国の石油備蓄量と産油量に関するデータの発表を待機しています。

なお、16日の取引終了時点では、北海ブレントが1バレル71ドル42セントとなり、これはその前日より16セントの値上がりとなっています。

また、同日のWTIもその前日より1ドル17セント値上がりし、1バレル66ドル22セントに達しました。

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2018年04月17日20時13分
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