• イラン外務省のガーセミー報道官
    イラン外務省のガーセミー報道官

イラン外務省のガーセミー報道官が、「イランはヨーロッパに対し、核合意に定められた取り決めを守るよう期待する」と語りました。

ガーセミー報道官は24日木曜、アルアーラム・チャンネルのインタビューで、アメリカの核合意離脱後のイランとヨーロッパの協議について、「核合意に対するヨーロッパ側の視点は、単に経済面からのものではなく、彼らは核合意を集団的な努力や同調がもたらした結果としてみており、これらを集団で挙げた成果として維持しようとしている」と述べています。

また、「ヨーロッパ諸国が核合意をどのように継続していくかについては、いくつかの曖昧な点が存在している。このことから、イランは核合意残留に向けてのヨーロッパ側との協議を開始しているが、EUやヨーロッパの核合意関係国にはあまり時間が残されておらず、なるべく早急にこれに関する結論をまとめ、イランにとって満足できる結果を出す必要がある」としました。

さらに、25日金曜にオーストリア・ウィーンで開催される核合意合同委員会についても触れ、「この委員会は、イランの招待により実施され、アメリカ不在のまま、そのほかの関係国の参加により開催される初の委員会である事が特徴だ」と語っています。

ガーセミー報道官はまた、「核合意は、すでに協議の終了した案件ということになる。それは、すでに詳細な協議が実施された結果、成立したものだからであり、そうした合意から離脱して国際的な取り決めに違反し、自らの信頼性を既存させたのは、ほかでもないアメリカである」と述べました。

さらに、「アメリカは、核合意からの離脱により、大誤算をおかした。それは、アメリカにとってイランがこの問題に賢明に対処し、しかも国際社会がアメリカの核合意離脱にマイナスの反応を示し、イランの立場にプラスの見解をしめすことは想定外だったからだ」としています。

2018年05月24日19時50分
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