ニューヨーク市場で、原油が値上がり
2018年08月18日19時07分
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原油の値上
17日金曜のニューヨーク市場で、原油取引の終値が上昇しました。
ロイター通信が、アメリカ・ニューヨークから伝えたところによりますと、原油価格は17日の日中よりは下がったたものの、同日の終値は16日木曜より上昇しています。
この数日間における原油価格の変動に影響しているのは、原油供給の相対的な減少、経済的な緊張の高まりへの恐れ、そして世界規模での経済成長の低下などです。
この報告によりますと、アメリカ産軽油WTIウェストテキサス・インターミディエイトの9月渡し分が、16日より45セント上昇し、1バレル65ドル91セントで取引されました。
`ニューヨークを本拠地とする独立系の投資促進企業Tyche Capitalのターレグ・ザーヘル氏は、石油市場の最も大きな懸念材料の1つは、中国の国内総生産の成長の鈍化、及びそれに伴う同国の原油の需要の低下であるとしています。