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アメリカのトランプ大統領が、保護貿易政策の中で、輸入品に追加関税を導入し、世界の多くの国との貿易戦争に入っています。

まず、トランプ政権は、輸入する鉄鋼・アルミ製品に25%と10%の追加関税を導入し、世界との貿易戦争に入りました。これはアメリカの貿易相手国の大きな抗議を招き、これらの国も、対抗措置として、アメリカからの輸入品に追加関税を課しました。

一方でトランプ大統領は、7月6日から、アメリカにとって最大の貿易相手国である中国と貿易戦争を開始しました。この段階で、アメリカは、中国製品500億ドルに追加関税を発動しました。そしてこの貿易戦争の第2段階は、今月17日から始まりました。トランプ大統領は17日、中国との貿易戦争を拡大し、中国からの輸入品2000億ドルに10%の追加関税を発動すると発表しました。トランプ大統領は同時に、一部の製品を対象外としています。トランプ大統領は次のように警告しました。

「中国がアメリカの工業品や農産品に対して報復措置を講じれば、ただちに第三段階の計画として、中国からの輸入品2670億ドルに対する追加関税を発動する」

アメリカ政府の関係者は、「発表された追加関税は今月24日から発動され、年末までに25%に増加する見込みだ」と語りました。

 

中国とアメリカの貿易戦争

 

トランプ政権は、中国製品に追加関税を発動する目的は、中国に、技術の移転や貿易に関する政策を変更させることにあると主張しています。こうした中、アメリカの中国に対する追加関税は、自分たちの要求に中国を従わせるどころか、中国の反発を招いているだけです。中国は、第一段階の追加関税を受け、「アメリカは、経済史上最大の貿易戦争を開始しており、中国はアメリカの製品に対する報復関税を行使する」と表明しました。

トランプ大統領は、就任後、常に、自由貿易が、アメリカ経済を不安定にする要因だと主張してきました。しかし、世界の多くの国、特に中国などの新興国やドイツなどの輸出中心の経済を持つ国、そしてIMF国際通貨基金は、自由貿易への反対や保護貿易は、世界経済に破壊的な影響を及ぼすだけでなく、このような政策を進める国々の経済発展にマイナスの影響を及ぼすことになるとしています。

トランプ大統領の中国との貿易戦争は、予想をはるかに超える破壊的な影響があるようです。この戦争は、アメリカの雇用に大きな悪影響を及ぼし、多くの雇用の機会を失わせることになるでしょう。ではなぜ、その結果は非常に大きなものになるのでしょうか。経済問題の専門家であるモラン氏は次のように語っています。

「トランプ大統領のアプローチは、彼の貿易に関する過剰な要求に対して立場を譲歩したりすれば、彼はさらに新たな見返りを求めるか、新たな要求を押し付けてくるだけだということを示している」

 

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2018年09月18日19時38分
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