2019年03月13日18時38分
  • ハフトスィーン(7つのスィーン)の食布
    ハフトスィーン(7つのスィーン)の食布

今回は、イラン人の文化における食布を広げることの地位 についてお話し致しましょう。

イラン人の文化において、食布を広げること、つまり客人に料理を振舞うことは、非常に重要な事柄であり、公の儀式など多くの場でこうした習慣が見られます。

若いカップルは結婚する際、婚姻の儀式を行います。その際の食布には、鏡、ロウソク、コーラン、お菓子、蜂蜜、婚約指輪、ナン、チーズ、ハーブなどが並べられます。

婚姻の儀式の食布

 

また、イランのイスラム教徒の間では、宗教行事の際にも、広げられた食布に無料の料理が並べられ、これはナズリーと呼ばれます。

ナズリーの食布

 

トルキャマンサハラーなど、イランの一部の地域では、客人が到着するや否や、食べ物が振舞われ、ナンやお茶といったもので、客人をもてなします。実際、食べ物を振舞うことは、客人をもてなし、敬意を表すことと見なされています。

ハフトスィーンの食布

 

イランの古い習慣では、祝祭ごとに、各種の食べ物を並べた食布が広げられていました。ノウルーズ・イランの新年には、ハフトスィーンの食布が広げられ、その他のどの行事よりも、色鮮やかな食布となっています。この食布は通常、新年を迎える数時間前に準備されます。ハフトスィーンの慣習は、今日でも続けられています。

ハフトスィーンとは、7つの「スィーン」という意味で、「スィーン」はペルシャ語のアルファベットのひとつです。つまり、ハフトスィーンの食布には、7つの「スィーン」の文字から始まる食べ物が並べられます。他にも、彩色された卵、コーラン、鏡、ロウソク、金魚、ヒヤシンスの花、若草などの縁起物が飾られ、それぞれに意味があります。

サマヌー

 

ハフトスィーンのひとつに、「サマヌー」と呼ばれる、麦芽から作られたお菓子があります。サマヌーは、植物の芽生えと成長の象徴です。

 

 

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