7月 11, 2022 19:35 Asia/Tokyo
  • 中国軍用機2機が台湾の防空識別圏に侵入
    中国軍用機2機が台湾の防空識別圏に侵入

台湾の防空識別圏で、2機の中国軍用機が確認されました。

台湾の新聞「英文台湾日報」紙が、台湾軍の発表として報じたところによりますと、人民解放軍空軍のY-8偵察機1機と、同タイプの対潜哨戒機1機が台湾南西部の防空識別圏地域に飛来しました。

これを受けて台湾側は航空機を差し向け、無線警報を発し、対空ミサイルシステムを展開して同区域の航空機を監視しています。

今月、中国は戦闘機10機と着弾観測機7機を台湾の同空域に派遣しています。

2020年9月以降、中国は定期的に台湾の防空識別圏に航空機を派遣するなど、グレーゾーン戦略を展開しており、さらにその多くは南西部が中心となっています。

また、台湾の中央通信社によれば、台湾が毎年実施する実弾軍事演習「漢光演習」の第2弾が、中国人民解放軍の航空機およびヘリコプターによる攻撃を想定し、今月25日から29日にかけて行われます。

今回の軍事演習の重要な目的は、この攻撃から台北港を防衛することとされています。

軍事専門家の間では、台湾北部の淡水河の河口に位置するこの港は軍事行動の際に台湾の中央行政を防衛する上で重要な施設と考えられており、この河川は台北市周辺を流れる戦略的に重要な水路となっているということです。

報道によりますと、今回の演習ではウクライナでの軍事戦術も考慮され、台湾軍は、ウクライナ軍が使用しているジャベリン対空ミサイルシステムとスティンガー携帯式防空システムを活用した戦術訓練のほか、演習ではドローンの使用も予定されています。

中国国防省の呉謙報道官は以前、米国のリーク・スコット上院議員と台湾首脳部との会談に抗議し、「中国人民解放軍はいつでも戦争の準備ができている」と述べ、台湾への支援を強める米国を強くけん制していました。

 


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