8月 16, 2022 13:25 Asia/Tokyo
  • カルザイ氏
    カルザイ氏

アフガニスタン元大統領のカルザイ氏が、米軍の20年間におよぶ駐留は自国民にとって完全に有害なものだった、としました。

米軍は、テロとの戦いを口実に2001年からアフガンへの侵攻を開始しました。彼らは同国の経済や衛生のインフラを破壊した挙句、2021年8月末に惨めな敗北者としてアフガンから撤退し、それに伴い同国の実権は現支配勢力のタリバンが掌握しました。

カルザイ氏は15日月曜、「アフガン国民はこの20年間、米軍をはじめとした外国軍の国内駐留によって、常に苦しめられてきた」と述べました。

続けて、自国民は世界最大のテロ被害者であるとして、「アフガンの人々は、自国にテロ集団が存在することを望んでいない。テロとの戦いを口実に、わが国の領土が諸外国から攻撃されるべきではない」と強調しました。

また、タリバン政府の国際的承認について、「タリバンが世界で受け入れられるためには、女子教育機関の完全再開や包括的政府の樹立などで現地の人々の権利を尊重することにより、彼らから受け入れられる必要がある。その後に、国際舞台からも承認されるようになるだろう」としました。

今月15日は、米軍のアフガン撤退およびタリバンの同国権力掌握から1年目を迎える節目となっています。

アメリカとその同盟諸国がアフガンで20年にわたり戦争・軍事駐留を行った末に無責任に撤退してから、1年が過ぎたことになりますが、同国の人々は依然として、この戦争のもたらした破壊的な結果にあえぎながら、平和や安定を渇望している状態にあります。

戦争で疲弊したこの国では、表面上は戦いが終結したように見えるものの、貧困や情勢不安が未だにはびこっています。

 


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