8月 16, 2022 15:41 Asia/Tokyo

韓国と米国が、今月16日から19日にかけて合同演習を実施します。

韓国のKBSワールドが伝えたところによりますと、この演習は8月22日から9月1日までの日程で予定される大規模演習「乙支(ウルチ)フリーダムシールド」の予備段階として位置づけられています。

米韓は演習で、行動プログラムをコンピューターシミュレーションで訓練するとし、危機的状況が本格的軍事行動に発展するのを防ぐための行動が想定されているということです。

大規模演習「ウルチフリーダムシールド」では、米韓軍は首都ソウルの防衛作戦、さらに北朝鮮から侵攻があった場合の反撃への移行を訓練します。

マツェゴラ駐北朝鮮ロシア大使は、北朝鮮がこの演習を挑発行為と捉え、北朝鮮の核抑止力動員につながる恐れもあると指摘しています。

韓国・ソウルでは先日、米国との軍事演習実施に対して数千人の市民が抗議行動を行い、その中止を要求しました。

アメリカの同盟国である韓国は、2国間の安全保障協定に基づいて、韓国防衛を主張する米軍数万人を国内で受け入れています。

韓国の過激派グループは、北朝鮮との対話に向けて韓国政府が思い描くアプローチの実現を決して認めきませんでした。

北朝鮮との交流をスローガンに掲げて就任したムンジェイン前韓国大統領は、それを自ら実行できないままに退任しました。

交流が実現しなかった理由には、アメリカが南北朝鮮の統一と対立の解決を認めておらず、仮にこれが実現した場合、日本と韓国に米軍が駐留するための口実がなくなることが挙げられます。

韓国国民は、米国との合同軍事演習が北朝鮮との関係改善を妨げると考えており、国内で多くの問題を引き起こしている米軍の駐留に繰り返し抗議して、韓国からの米軍撤退を要求しています。これまでに複数の韓米合同演習が、韓国国民抗議を受けて中止されています。

 


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