インド調査委員会が、ガス漏れを起こした韓国系工場の移転を勧告
7月 07, 2020 22:49 Asia/Tokyo
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5月にインド南部で起こった韓国系化学工場でのガス漏れ
今年5月にインド南部で起こった韓国系化学工場でのガス漏れを調査していた地元政府の委員会は、同工場を住宅地から移転させることを勧告しました。
ロイター通知が7日火曜、インド・チェンナイから報じたところによりますと、インド南部ビシャカパトナムにある韓国LG化学系のLGポリマーズの化学工場で今年5月にガス漏れが起き、12人が死亡した事故を調査していた地元政府の委員会は、同工場を住宅地から移転させることを勧告しました。
事故調査委員会は、事故の主因として、貯蔵施設の不適切な設計、古い貯蔵タンクの無計画なメンテナンス、警告サインの無視など21の問題点を挙げ、このうち20の問題は経営陣に責任があると指摘しました。
古い貯蔵タンク内の温度が許容値の6倍以上に上昇していたということです。
LG化学は7日、多くの安全対策を導入したと表明し、「調査に全面的に協力した。調査結果に真摯に対応し、相応の対策を講じる」との声明を発表しました。
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